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カンバセーショナルコマース

カンバセーショナルコマース(conversational commerce)とは、メッセージアプリやチャットボット、音声アプリといったオンライン上のコミュニケーションチャネルを通じて、消費者とリアルタイムで対話をしながら購買を促すeコマースのこと。「会話型コマース」「会話型EC」 [……]

カテゴリーエントリーポイント (CEP)

カテゴリーエントリーポイント(category entry point, CEP)とは、商品やサービスの購入の際に特定のブランドを想起する接点やきっかけ、イメージのこと。「CEP」と略されることがある。 その商品やブランドが有するイメージというよりも、「○○したいとき」「○○だか [……]

カウンターパート(対応相手)

カウンターパート(counterpart)とは、取引や交渉やコミュニケーションなどにおける対応相手、相手方のこと。やりとりをする相手の担当者や担当部門などを指す。ビジネスや外交などの領域で用いられる。 コミュニケーションや共同作業を行う際の、互いに同格なポジションの対応相手、同等 [……]

ガラスの崖

ガラスの崖(glass cliff)とは、企業や組織の業績が低迷したりプロジェクトが困難な状況になるほど、女性がリーダーや要職に起用されやすい現象のこと。 危機的な状況におけるマネジメントの立て直しにはさまざまな困難が伴い、失敗のリスクも高い。一見、女性が要職に就くことで進歩的で [……]

カンプ(デザインカンプ)

カンプとは、デザインの印刷物や制作物の完成見本のこと。広告やカタログなど商業印刷の領域にて、発注通りのレイアウトやデザインであるかを制作過程の終盤の確認の際に準備される。Webデザインの領域でも用いられ、その場合は紙での出力ではなくデジタルデータで準備されることが多い。英語の「c [……]

ガクチカ

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略称のこと。学生が就職活動を行う際に、面接やエントリーシートなどでアピールを求められる定番の質問項目の一つ。主に学生の間で用いられる就活用語、スラングである。 企業が学生を選考する際、学生の興味関心や価値観、物事に取り組む姿勢などを推し [……]

カーボンオフセット

カーボンオフセット(carbon offset)とは、人間の活動によって排出される温室効果ガスの排出量について、排出量の削減の努力をした上でその削減できない一部もしくは全部を、他の手段により直接的もしくは間接的に埋め合わせをすること。 人間の活動によって排出される温室効果ガスには [……]

カーボンニュートラル

カーボンニュートラル(carbon neutrality)とは、地球上の温室効果ガスの排出量から森林管理などによる吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにする概念のこと。「炭素中立」。 人間の活動によって排出される温室効果ガスには、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンなどがある [……]

型番商品

型番商品とは、固有のJANコードや製品番号、商品コードを持つ商品の通称である。メーカーが製造し、小売店などの販売側はメーカーから仕入れて販売する。 型番商品は市場で既に認知を獲得している場合が多く、消費者は商品名や製品番号で「指名検索」をするため、販売しやすいメリットがある。一方 [……]

改悪

改悪とは、物事を改めることでかえって悪くすること。読みは「かいあく」。「改善」の対義語。 物事がかえって悪くなったことを非難する際に用いられることが多い。特に、物事の受領者がそれまで特定状況下にて利益や恩恵を享受していたが、提供者が制限を厳格化するなどしてその恩恵を弱めることに対 [……]

壁打ち

壁打ちとは、ビジネス領域においては「自分の考えや悩み、アイデアを信頼する人に話して、その反応を見たりフィードバックを受けたりすること」を意味するビジネス用語である。明確な答えのない悩みや迷い、将来のことやこれから実行しようと検討していることなどを相手に聞いてもらうことである。「反 [……]

価格効果(全部効果)

価格効果(price effect)とは、他の条件を一定とした場合、財の価格の変動が消費者の財の消費に対して与える効果のこと。「全部効果」ともいう。代替効果と所得効果の2つの効果によって成り立つ。

確証バイアス

確証バイアス(confirmation bias)とは、自分の主張や思考に都合の良い情報ばかりを収集、選択し、反証する情報を過小評価や無視したり収集しようとしない心理的傾向のこと。認知バイアスの一種。多種多様な情報があったとしても自分の主張に有利な情報ばかりを重視するため、非合理 [……]

カテゴリーキラー

カテゴリーキラー(category killer)とは、特定分野の商品に限定して、豊富な品揃えと低価格で大量販売する小売店の業態のこと。家電や衣料品、スポーツ用品や玩具など分野を特定しており、大型量販店であることも多い。 名称は、カテゴリーキラーが商圏に出店すると競合スーパーや百 [……]

可処分所得

可処分所得(disposable income)とは、自分の意志で自由に使える手取り収入のこと。給与などの個人所得の総額から税金や社会保険料などを差し引いたもので、個人の購買力を測る目安の一つとして用いることがある。 総務省統計局の定義によれば、世帯員全員の現金収入を合計した税込 [……]

カチッサー効果

カチッサー効果(automaticity)とは、ある働きかけの道理が適切で正当なものであるかどうかにかかわらず、そのきっかけによって人が無意識に反応してしまう心理的現象、原理のこと。 もっともらしい理由に聞こえる言葉があれば、実際には適切な理由が提示されていなくても要求に応じるこ [……]

管理価格

管理価格(administered price)とは、商品やサービスの価格が需要と共有のバランスや市場経済によって決まる前に、その市場に対する支配力を持つ少数の企業によって人為的に設定された価格のこと。カルテルによって操作される価格とは異なり、他の企業も追随するため、一定の期間そ [……]

カルーセル表示

カルーセル(carousel)とは、もともとは回転木馬(メリーゴーラウンド)や回転式ベルトコンベアーといった意味の英語だが、Webマーケティングの領域においては複数の画像や要素をスライドさせることでメインの表示を切り替えられる表示形式、UIのことである。写真や項目が横(もしくは縦 [……]

カスタマーエクスペリエンス (顧客経験価値, CX)

カスタマーエクスペリエンス(customer experience)とは、顧客が商品やサービスと直接的または間接的に接点(タッチポイント)を持つ際に顧客に形成される、意識的もしくは無意識的な認識、反応、価値観のこと。日本語では「顧客経験」「顧客経験価値」と訳される。略語は「CX」 [……]

外集団均質化効果(外集団同質性バイアス)

外集団均質化効果(out-group homogeneity effect, 外集団同質性効果)もしくは外集団同質性バイアス(out-group homogeneity bias)とは、自分の所属する内集団には多様性があると認知するのに対し、所属していない外集団には均質でステレオ [……]

書き入れ時

書き入れ時とは、商売などが忙しくて繁盛し、最も利益が期待できる時期のこと。読みは「かきいれどき」。「掻き入れ時」と書くのは誤り。 最も利益が上がるときだけでなく、単に商売が忙しいときや受注が集中する時期の意味でも用いられる。 「売れ行きが良いために帳簿の書き入れで忙しい時期」、も [……]

ガバナンス

ガバナンス(governance)とは、「統治、支配、管理」などを意味する英語で、さまざまな領域での統治の仕組みやプロセスを指すが、関係者自身が主体的に意思決定や合意形成を行って規律や制度を設け、管理、統制していくシステムのことである。必ずしも権力者による拘束的な支配統治というわ [……]

カンスト(カウンターストップ)

カンストとは、「カウンターストップ」もしくは「カウントストップ」の略で、数値が上限に達してそれ以上カウントできないことを表す。「あらかじめ設定されていた上限値や最大値に達した状態」である。カウンターストップやカウントストップは和製英語であり、元々はゲーム領域でよく用いられる表現で [……]

カスタマーサクセス

カスタマーサクセス(customer success)とは、顧客の事業を支援して成功に導くことで、それにより自社の提供するサービスの価値を最大化する、企業や組織の一連の活動のこと。製品やサービスを契約、購入した顧客に対して、顧客が望む成果を達成するために積極的に関与し、課題解決に [……]

亀レス(亀リプ)

亀レス(かめれす)とは、インターネット上でのやりとりにおける、亀のように遅い返信のこと。古くからメールやチャット、電子掲示板(BBS)で用いられ、近年ではTwitterなどのソーシャルメディア(SNS)でも用いられるインターネットスラング。遅さを表す「亀」と反応や返答を表す英語「 [……]

カリギュラ効果

カリギュラ効果とは、禁止されるとかえって興味関心を強く引き、禁止に背く行動をしてしまう心理効果のこと。例えば「閲覧禁止」と言われるとかえって見たくなるといった心理現象が挙げられる。日本固有の表現である。 行動や選択の自由を制限、侵害された際に、反発した態度をとって自由を回復しよう [……]

カスタマーチャーンレート

カスタマーチャーンレート(Customer Churn Rate)とは、顧客に対する解約で算出する「チャーンレート(解約率)」のうち、顧客数ベースで算出するチャーンレートのこと。一般的にチャーンレートと呼ぶ場合は「カスタマーチャーンレート」のことを指していることが多い。 アカウン [……]

ガラホ

ガラホとは、OSをはじめとした技術基盤はスマートフォンから転用しつつ、操作などは日本国内向けフィーチャーフォン(ガラケー)に準じた特徴を持つ携帯電話のこと。 端末の値段や通話料金はスマートフォンよりも安く、スマートフォンと同様にブラウザーで制限なくWebサイトを閲覧でき、使い勝手 [……]

外的参照価格

外的参照価格とは、消費者が商品を購入する際の基準となる価格「参照価格」のうち、売り場のPOPなどに掲示されているメーカー希望小売価格や当店通常価格のこと。外部で入手できる価格情報のこと。実売価格が外的参照価格よりも低い場合、相対的に「安い」と感じて購入意欲がわきやすい。 メーカー [……]

観測気球(アドバルーン発言)

観測気球とは、政治やビジネスにおいては、世論や関係者の反応を探るための意図的な発言や情報流布のこと。議論や調整が進んでいないテーマについて、関係者がどのような反応をするのかを探るために行う。「観測気球を上げる」などのように用いる。「アドバルーン発言」「観測発言」「バロンデッセ ( [……]