コンコルド効果(コンコルド錯誤)

コンコルド効果(Concorde effect, Concorde fallacy)とは、ある対象へのサンクコスト(埋没費用)がその後の意志決定に影響を与えて、損失し続けるとわかっていながら無駄な投資がやめられない状態のこと。サンクコストが大きいほど元をとろうとする心理が働き、合理的な判断ができない傾向がある。「コンコルド錯誤」「サンクコスト効果」「埋没費用効果」とも言う。

製造が採算ラインを大幅に下回りながら開発や就航を続行した、超音速旅客機コンコルドの商業的な失敗を由来とする。