独身の日(シングルデー, 11月11日)

独身の日(singles day)とは、中国で光棍節(こうこんせつ)として11月11日に祝われる日のこと。中国の公式の祝日ではなく、独身者を表す「1」が並ぶことにちなんで1993年に南京大学の学生が始めたとされる。「シングルデー(シングルズデー)」「W11(ダブルイレブン)」とも呼ばれる。

2009年に、中国最大のECモールを運営するアリババがオンラインショッピングを盛り上げるため、「双十一(双11)」として11月11日にセールのイベントを行った。それが定着してその後に規模も拡大、中国ではECのみならず百貨店やスーパーでもセールが行われるイベント日になった。

11月11日から1週間ほど開催され、中国の最大のオンラインショッピングの商戦日である。

その後、日本でも中国の活況に合わせて、大手ECも大きなキャンペーンを展開するようになった。ヤフーとソフトバンクなど各社は2015年に11月11日を「いい買い物の日」と制定、Yahoo!ショッピングやPayPayモールなどで11月に大規模なセールのキャンペーンを開催している。