サイゼリヤは2023年10月9日、秋のグランドメニュー改定を発表しました。「生ハム」「パルマ風スパゲッティ」の提供が再開されます。グランドメニュー改定は10月11日(水)から。
「生ハム(ハモンセラーノ)」が新登場
新たに「生ハム(ハモンセラーノ)」が登場します。ハモンセラーノはスペイン産の生ハムで、サイゼリヤでは9カ月熟成の軽いものを使用とのこと。7月頃から一部店舗限定で提供されていました。生ハムメニューが復活することになります。
![生ハム(ハモンセラーノ)320円](https://makitani.net/sco/cms2023/wp-content/uploads/2023/10/202310_jamon_serrano.webp)
サイゼリヤでは、2022年6月頃までイタリアのパルマハム協会認定の高品質な「プロシュート(パルマ産熟成生ハム)」を提供していました。しかしイタリアでのアフリカ豚熱の発生に伴い、日本では2022年1月より農林水産省がイタリアからの豚肉製品等の一時輸入停止措置を行いました。
そのため、日本ではイタリア直輸入のハムソーセージ類の入手は困難になり、現在も状況は変わっていません。それを受けてサイゼリヤは代わりにスペイン産のハモンセラーノの提供に至ったと考えられます。
![](https://makitani.net/sco/cms2023/wp-content/uploads/2023/09/prosciutto_ogp-300x169.webp)
休止になっていた「パルマ風スパゲッティ」も提供再開
「パルマ風スパゲッティ」も提供が再開します。7月頃から一部店舗限定で提供されていました。これも2022年7月から休止になっていたメニューです。
![パルマ風スパゲッティ 400円](https://makitani.net/sco/cms2023/wp-content/uploads/2023/10/202310_parma_fu_spaghetti.webp)
これもそれまでイタリア産のパンチェッタを使用していたことから、「プロシュート」と同様に休止にせざるを得ない状況でした。10月から提供再開する「パルマ風スパゲッティ」では他国産のパンチェッタを使用すると思われます。
新メニュー「小エビのタラコソース」、サラダへのパプリカパウダー再開など
新メニューとしてスパゲッティ「小エビのタラコソース」も登場します。7月頃から一部店舗限定で提供されていたメニューです。その他、「ペペロンチーノ」のリニューアル、「スープ入り塩味ボンゴレ」の登場が案内されています。
![「ペペロンチーノ」のリニューアル、新メニュー「小エビのタラコソース」など(ニュースリリースより)](https://makitani.net/sco/cms2023/wp-content/uploads/2023/10/20231009_02.webp)
他に、サラダへのパプリカパウダーをかけること、ハンバーグのデミグラスソースのリニューアルなどのブラッシュアップが案内されています。
![サイゼリヤのニュースリリースより](https://makitani.net/sco/cms2023/wp-content/uploads/2023/10/20231009_03.webp)
サラダへのパプリカパウダーは2019年7月までかけて提供しており、4年ぶりに再開することになります。
2023年10月11日追記。改定されたグランドメニューでは、ニュースリリースでは触れられていなかった新メニュー「ラムと野菜のグリル」「モッツァレラトマト」などが登場しています。
![](https://makitani.net/sco/cms2023/wp-content/uploads/2023/10/20231011_01x-300x202.webp)
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