サイゼリヤのメニューの記録を淡々と紹介していくサイト

フレッシュチーズとトマトのサラダ

「フレッシュチーズとトマトのサラダ」は、かつてサイゼリヤのグランドメニューで提供されていた前菜の一つです。名称や内容は途中で変化していますが、1999年頃から2021年9月まで提供されていました。

トマトとモッツァレラとバジルを使ったイタリア料理の定番メニュー「インサラータ・カプレーゼ」を意識したメニューと思われます。ただし、サイゼリヤではこれまでに全店舗で提供されたメニューとしては「カプレーゼ」を名称に用いたメニューはありません(一部店舗限定メニューとしては存在)。

1999年頃から2019年7月までは、基本的にはバッファローモッツァレラ(水牛のモッツァレラチーズ)とトマトにオリーブオイル(途中からはオリーブオイルドレッシング)をかけたメニューとして提供されていました。時期によりメニューの体裁が異なり、それぞれの時期ごとに紹介します。

目次

1999年から2000年代半ばまで

1999年に「モッツアレラトマト」としてグランドメニューに登場したのが最初です。価格は240円。スライスカットされたトマトにシュレッドタイプのモッツァレラチーズがのった体裁でオリーブオイルがかけられていました。このときはバッファローモッツァレラではない可能性があります。

同年のメニュー改定ですぐにメニュー名と体裁、価格が変更になっています。メニュー名は「モツアレラトマト」に、体裁はスライスカットのトマトにバッファローモッツァレラ(水牛のモッツァレラ)がのせられ、オリーブオイルがかけられていました。

モツアレラトマト(1999年)
1999年の「モツアレラトマト」。スライスカットのトマトにバッファローモッツァレラという体裁

2000年代半ばから2019年7月まで

2000年代半ば(正確な時期不明)から体裁と価格が変更になりました。名称は「モツアレラトマト」から変わらず、くし切りのトマトとバッファローモッツァレラを並べてオリーブオイルがかけられたものにリニューアルし、価格は299円になりました。

2006年のWebサイトより「モツアレラトマト」
2006年のWebサイトより「モツアレラトマト」

2008年には名称が「フレッシュチーズとトマトのサラダ」に変更になっています。体裁もオリーブオイルからオリーブオイルベースのドレッシングに変わっています。

2008年のWebサイトより「フレッシュチーズとトマトのサラダ」
2008年のWebサイトより「フレッシュチーズとトマトのサラダ」
フレッシュチーズとトマトのサラダ(2019年7月まで)
フレッシュチーズとトマトのサラダ(2019年7月まで)

このフォーマットは2019年7月まで長く続きました。

2019年7月から2021年9月まで

2019年7月のメニュー改定で体裁が大きく変更しました。それまでのカットトマトからトマトコンカッセに変更、ルーコラも加わった内容としてリニューアルしました。メニュー名や価格に変更はありませんでした。

フレッシュチーズとトマトのサラダ(2019年7月から2021年9月)
フレッシュチーズとトマトのサラダ(2019年7月から2021年9月)

その2年後の2021年9月、このフォーマットおよびメニュー名「フレッシュチーズとトマトのサラダ」での提供は休止になりました。後継メニューは「バッファローモッツァレラ」ですが、トマトやルーコラは使用されていません。

メニュー名と価格の変遷

メニュー名と価格の変遷は以下のとおり。Wサイズでも提供されていました。

  • 1999年:「モッツアレラトマト」240円
  • 1999年:「モツアレラトマト」290円
  • 時期不明:「モツアレラトマト」299円(Wサイズ589円)
  • 2008年頃:「フレッシュチーズとトマトのサラダ」299円(Wサイズ598円)
  • 2019年7月:トマトコンカッセ「フレッシュチーズとトマトのサラダ」299円(Wサイズ598円)
  • 2020年7月~2021年9月:トマトコンカッセ「フレッシュチーズとトマトのサラダ」300円(Wサイズ600円)

2023年10月登場の「モッツァレラトマト」

2023年10月に「バッファローモッツァレラ」に代わって登場した「モッツァレラトマト」は、この系統のメニューと言えます。

モッツァレラトマト(2023年10月)
モッツァレラトマト(2023年10月に登場)

情報

メニュー名モッツアレラトマト
モツアレラトマト
フレッシュチーズとトマトのサラダ
カテゴリー前菜
メニューの種類と提供時期グランドメニュー(1999年~2021年9月)
価格240円→290円→299円→300円
食べた時期提供時期
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