タグ別アーカイブ: スパム

Link Shim(リンクシム)

Link Shim(リンクシム)とは、Facebookによるスパム防止の仕組みの一つで、ユーザーがリンクURLをクリックした際にリンク先がスパムや悪意あるサイトでないかを確認し、問題がある場合は警告ページを表示してブロック、問題がなければそのままリダイレクト転送する、というもの。

2008年からFacebookで採用しており、Instagramでも一部採用している。

Link Shimを介することにより、リンクをクリックするユーザーを保護し、またリンク先ページにはFacebook内の特定の個人やグループが判別できるリファラー情報(参照元)を渡さないようになっている。

アクセス解析の面では、Facebook内の特定の個人やグループがリファラー情報から判別できないようにしつつ、Facebook経由であること自体はリファラー情報に含めており、「Facebook経由の流入」の参照元の判別は可能である。

  • l.facebook.com:デスクトップやタブレットによるFacebookのLink Shim経由のリファラー
  • lm.facebook.com:スマートフォンによるFacebookのLink Shim経由のリファラー
  • l.instagram.com:InstagramのLink Shim経由のリファラー

Link Shim – Protecting the People who Use Facebook from Malicious URLs

リーチサイト

リーチサイト(leech site)とは、著作権者の許可なく違法にアップロードされたマンガや映画などのコンテンツにユーザーを誘導するサイトのこと。多くは広告収益が目的である。

リーチサイトは別サイトにアップロードされた著作権侵害コンテンツへのリンク(URL)を掲載しているが、リーチサイト自体は著作権侵害コンテンツを掲載していない。しかし、違法な著作権侵害コンテンツへのアクセスを助長する行為と見なされる。

ここでいう著作権侵害コンテンツには、アニメやマンガ、映画やテレビ番組、音楽などが含まれる。

リーチサイトに対しては規制や法整備の見直しが求められている。2017年10月には、大手リーチサイトの運営関係者が著作権法違反で逮捕されている。

エンゲージメントベイト

エンゲージメントベイト(Engagement Bait)とは、ソーシャルメディアのアルゴリズムを悪用して、「いいね」やシェアといったユーザーのアクションを作為的に獲得する「エンゲージメント稼ぎ」「リーチ稼ぎ」の行為のこと。

例えば「Aと思う人は『いいね』を、Bと思う人はシェアしてください」とユーザーにアクションを促す投稿は、ユーザーの意志決定とは無関係な「いいね」やシェアの機能を強要しており、不当にその投稿の評価を高めようとしている。

同様のものに、「いいねが100件に達したら発売します」や「『ほしい』とコメントした人の中から抽選で10名様にプレゼント」などがある。

ソーシャルメディアでは、高い評価の投稿はアルゴリズムによってタイムラインやニュースフィードでより露出される傾向にあり、評価稼ぎのエンゲージメントベイトはその仕組みを悪用した行為になる。

2017年12月18日、Facebookはこのようなエンゲージメントベイトを狙った投稿の評価を引き下げると発表した。

News Feed FYI: Fighting Engagement Bait on Facebook | Facebook Newsroom

クリックベイト

クリックベイト(click bait)とは、ユーザーの興味を引いてクリックさせたり誘導先ページの閲覧数増加のために、記事の内容と異なるレベルで煽るようなタイトルを付ける手法。ソーシャルメディアなど文字数に制約のあるメディアで用いられる。

日本語の「釣りタイトル」「タイトル詐欺」と同じと捉えてよいだろう。

クリックベイトは誤解を生んだり、もしくは「炎上」が起きることがあり、望ましい手法ではない。

コンテンツロンダリング

コンテンツロンダリングとは、メディアなどにおいて画像や記事といったコンテンツの出典や引用元をわかりにくくするために、すでにそのコンテンツを「引用」「取得」した他のメディアなどを出典元や参照元とすること。またそうすることで、引用マナーとして本来は不適切なものを問題ないように見せかけること。

マネーロンダリングのように引用元を転々とさせることで、本来のコンテンツからの引用の識別の邪魔をし、著作者からのクレームを受けにくくしたり、自コンテンツが適切なコンテンツであると見せかける意図があると考えられる。著作権ロンダリングであり、不適切な手法。

近年ではWebメディアにおいて顕著である。キュレーションメディアを中心に、自メディアでは写真やオリジナルの記事を所有していないWebサイトが、「キュレーション」「リライト」の名の下に他のWebサイトのコンテンツを「引用」する形が多用されている。その際、特に画像において顕著だが、本来の「引用」元サイトの画像を直接利用するのはマナー上不適切なためそうせず、PinterestやTumblrといったコンテンツ共有サイトでいったん「共有」した上で、キュレーションメディアの記事ではその共有した画像を「引用」するという形を取ることがある。NAVERまとめや2chまとめのようなキュレーションサイト(まとめサイト)も、同様の引用元として利用される。