ペイドメディア

ペイドメディア(Paid Media)とは、広告費などの費用を払って情報発信や広告を掲載するメディア、コミュニケーションチャネルのこと。広告枠を持つ媒体、メディアのこと。

テレビ、ラジオ、新聞、雑誌等の広告枠、イベントのスポンサー枠、Webメディアの記事広告、リスティング広告をはじめとしたインターネット広告などを含む。

多くのペイドメディアは、不特定多数、もしくは特定セグメントの生活者との新しい接点を持つことを目的としている。生活者が目に触れる場所で情報発信することにより、既存顧客だけでなく潜在顧客にも興味を持ってもらう機会を作ることができる。オウンドメディアアーンドメディアと比べて費用が大きく、生活者からも最初から「広告」と認識されるような一方的なコミュニケーションになりやすいという特徴がある。

ペイドメディアに加えて、オウンドメディア、アーンドメディアの3つのメディア分類を、海外では「POEM」、日本では「トリプルメディア」と呼ばれる。後にその分類を改訂し、シェアードメディアを加えた4つのメディア分類「PESOモデル」も知られる。

バズる

「バズる」とは、主にインターネットやソーシャルメディア(SNS)上の口コミによって一時的に爆発的な話題になり、急速に拡散される様子のこと。

ハチがブンブンと音を立てること、また人が噂や話題にしたりすることを意味する英単語「buzz(バズ)」から派生して日本語化した表現である。もともと口コミマーケティングを表す「バズ・マーケティング」における業界のビジネススラングとして用いられていたものが、広く普及した可能性がある。

Twitterをはじめとしたソーシャルメディア(SNS)が普及し、一個人の写真や投稿がネットニュースを巻き込んで瞬時に爆発的な拡散を生むようになり、広くネット用語として認知されるようになった。

主にポジティブな拡散の場合に「バズる」は用いられ、ネガティブな拡散の場合は「炎上」と呼ばれる。

クラムシェル

クラムシェルとは、本来は「貝殻」を意味する英単語であるが、IT用語としてはノートパソコンやモバイル端末がヒンジ部分で二つ折りにたためる構造になっている形状のことを主に指す。

ノートパソコンは、液晶画面とキーボードがそれぞれヒンジでつながっており、使用する際に開き、使用しない際は閉じる。この動きが貝殻に似ており、「クラムシェル型」「クラムシェルデザイン」と呼ばれる。

近年、キーボードが取り外せたり液晶画面が360°回転できたりタブレットとしても使える「タブレットPC」が普及し、これらと区別するために従来のノートパソコンを「クラムシェル型」と呼ぶことが増えた。

かつてアップル社が1999年に発売した、iMacと同じデザインコンセプトの廉価版ノートパソコン「iBook G3」は、貝殻に似せたデザインをしており「クラムシェル」と呼ばれた。その後、アップル社のノートパソコン「Macbook」を閉じた状態で外付けのディスプレイに映像を出力し、外付けのマウスやキーボードを利用してデスクトップパソコンとして使用する形態を「クラムシェルモード」と呼んでいる。

ユニークブラウザー

ユニークブラウザー、あるいはユニークブラウザー数とは、集計期間中にWebサイトに訪問したユーザー数を表す数値のこと。実態としては「ユニークユーザー(数)」と同義であるが、誤解を防ぐために「ユニークブラウザー」と用いられることがある。略称は「UB」。

多くのアクセス解析ツールでは、一意のユニークユーザーの判別にブラウザーのCookieを利用している。ブラウザーが異なればCookieも異なるため、同一人物による利用であっても異なるユーザーの訪問としてカウントされる。

「ユニークユーザー」という表面的な言葉の意味が「一意の個人」と誤解されるのを防ぐために、インターネット関連企業がプレスリリースやIR資料などで注釈を付けて代替表現として「ユニークブラウザー」を用いるケースがある。

スマートフォン等のアプリでは、アプリ内ブラウザーでの表示の多くやWebViewでの表示は標準ブラウザーのCookieを引き継いでいない。そのため、一つのスマートフォンでも複数のCookieを保持、つまり複数ブラウザーを利用していることになり、同一人物による利用ブラウザー数は非常に多いと考えられる。

OKR

OKRとは、Objectives and Key Results(目標と主要な成果)の略で、組織や個人の目標設定管理の方法、フレームワークである。シリコンバレーのスタートアップや有名企業が取り入れ、注目を集めた。

組織としての目標をメンバーに明確に伝えられ、コミュニケーションや生産性の向上、タスクの優先順序の明確化などのメリットがある。

組織が掲げる目標や理念に基づいて「Objectives(目標)」を定め、Objectivesに向けた進捗状況を把握できる具体的な指標「Key Results(重要な成果)」を設定する。「Objectives(目標)」は定性的な目標で構わないが、「Objectives(目標)」に対して「Key Results(重要な成果)」は定量的な指標を中心に3~5つ程度設定が求められる。

組織のOKRに対してチームのOKR、それに対して個人のOKRを設ける、というように紐付けることで、組織のメンバーが同じ方向を向くことができる。

OKRでは、60~70%の達成度となるような目標設定が望ましい。100%に近い達成度であれば、目標設定がチャレンジングではない容易なものであると判断できるからである。

同様に、高い目標設定がされにくくなるため、OKRの達成度を個人の評価制度に組み込むべきではない。

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バイネーム

バイネーム(by name)とは、「名指しで」「指名で」「名前で」の意味。個人の名前を求められている状況で用いられる。主に日本のビジネス領域で用いられる和製英語的な表現である。

「バイネームで仕事をいただく」はご指名で仕事の依頼をいただくの意味に、「バイネームでお願いします」は担当者名をお伺いしている意味になる。

MNO(移動体通信事業者)

MNOとは、Mobile Network Operatorの略で、携帯電話などの移動体回線網(無線通信ネットワーク)を自社で設置、保有し、通信サービスを提供する事業者のこと。「移動体通信事業者」「モバイルネットワークオペレーター」とも言う。

日本では、NTTドコモ、au、ソフトバンクがMNOに該当する。楽天も2019年10月に事業を開始を予定している。

これに対し、移動体回線網を自社で保有せず、MNOの回線網を借り受けて通信サービスを提供する事業者をMVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)という。MVNOは少ない初期投資で通信事業に参入できるメリットがある。

信用スコア

信用スコアとは、個人の持つ社会的な信用度を数値化したもの。算出方法は国やサービスによって異なるが、年齢や学歴といった個人特性、資産やクレジットカードでの購買状況などの支払い能力、借り入れ状況や返済履歴といった、個人のさまざまなデータを元にスコアリングされる。欧米や中国などで利用が普及し始めている。

サービス利用時の事前チェックに信用スコアが用いられたり、信用スコアの高低によってサービス内容や価格が変化したり、リクエストやアップグレードが可能になったりすることもある。

中国では、アリババグループが展開する「芝麻信用」が普及している。芝麻信用では、Alipayをはじめとしたアリババのサービスが所有するデータだけでなく、政府が一部オープンにしている契約不履行者リストなどの素行データなども活用し、AIを用いて算出される。

アメリカでは、クレジットカードの支払履歴や借入残高などの利用状況から「クレジットスコア」を算出し、ローン借り入れ額やクレジットカードの利用可能額が変化するサービスが普及している。

信用スコアは、個人や法人の与信の確認を容易にする一方で、不用意な「個人情報による格付け社会」の扇動や、スコアを不正に上げる詐欺サービスの登場といった課題がある。

日本でも、みずほ銀行とソフトバンクの合弁会社「J.Score」をはじめ、NTTドコモやヤフー、LINEなどが取り組み開始、参入している。