XaaS (Everything as a service)

XaaSとは、「Everything as a service」「X as a service」の略で、コンピュータ処理に必要なソフトウェアやハードウェアなどをインターネットを通してクラウドから「サービス」として提供する概念や仕組みのこと。もしくはそのような仕組みのサービスのこと。読みは「ザース」あるいは「サース」。「*aaS」とも表される。

「X」にはさまざまな機能やサービスが該当し、アルファベットで表現される。一番最初に誕生し、かつ一般に普及したものは「SaaS (Software as a service)」とされ、他にも「PaaS (Platform as a service)」「IaaS (Infrastructure as a service)」などがあり、その後多くの「as a service」が登場する。

XaaSの特徴として、以下が挙げられる。

  • 導入やシステム構築に時間がかからず、すぐに利用できる
  • 初期コストが安い
  • 所有資産ではないため、減価償却対象にならない
  • 利用ユーザー数に応じて増減がしやすい
  • プラットフォームや端末に依存しないことが多い
  • どこからでも利用できる
  • 常に最新のバージョンを利用できる

市場の需要が「所有」から「利用、共有、体験」に変化し、「製品の買い切り」から「サービス利用権をサブスクリプションで支払う」への流れに呼応したものとも言える。

ITの分野にとどまらず、これまで所有して利用していた製品の機能や価値をサービスとして必要なときに利用できるようにした提供の仕組みもXaaSに含まれるようになった。自動車の利用を交通手段による移動サービスの一つとして捉える「MaaS (Mobility as a service)」などが挙げられる。

3Dセキュア

3Dセキュアとは、インターネット上でクレジットカード決済をする際に利用される本人認証サービスのこと。読みは「スリーディーセキュア」。

オンラインショッピングなどで3Dセキュア対応のクレジットカードで決済する場合、カード番号や有効期限、セキュリティコードに加えて、事前にカード会社に登録した3Dセキュア用パスワードなどの入力を求められる。カード番号の流出や盗用による不正利用の抑止につながるとされる。

加盟店ドメイン(アクワイアラドメイン)とカード発行会社ドメイン(イシュアドメイン)、カードブランドドメインの3つのドメイン(3D)を連携する、クレジットカード業界標準システムの一つ。

VISAやマスターカード、JCBやアメックスといった各ブランドでの名称は異なるが、総称して「3Dセキュア」と呼ばれる。

  • VISA:VISA認証サービス
  • マスターカード:MasterCard SecureCode
  • JCB:J/Secure
  • アメリカン・エキスプレス:American Express SafeKey

商品回転率(在庫回転率)

商品回転率(在庫回転率)とは、一定期間中に在庫商品が何回入れ替わったかを算出した指標のこと。仕入れから販売までの課程の速さを表し、売り場の収益性を測る指標の一つ。「率」とあるが、一般には回転数(回数)の単位を付ける。

商品回転率は以下の計算式で算出される。

在庫回転率 = 期間中の売上金額 ÷ 期間中の平均在庫金額

数値が大きいほど販売効率が良いことになる。

客席稼働率

客席稼働率とは、客席がどのくらい稼働しているかという飲食店の稼働効率を表す指標のこと。テーブルやカウンターを含めて満席になった場合に、実際にどれぐらいの客席が使用されているかを表す。

客席稼働率は以下の計算式で算出される。

客席稼働率(%) = 満卓時の客数 ÷ 総席数

例えば、4人席のテーブルに2人が座り、他の4人掛けテーブルも2人の着席でテーブルがすべて埋まっている場合、実際には店舗の客席の半分は空席になっており、客席稼働率は50%となる。

一般には飲食店の客席稼働率の平均(目安)は65~70%程度とされる。

客席回転率(客席回転数)

客席回転率とは、どのくらいの人数が席(もしくはテーブル)を利用したかという飲食店の稼働効率を表す指標のこと。「率」とあるが、一般には回転数(回数)の単位を付ける。

1日あたりで算出することが多いが、業態によっては時間あたりで算出したり、またランチとディナー、平日週末と分けて算出することもある。

客席回転率は以下の計算式で算出される。

客席回転率(客席回転数) = (1日の)客数 ÷ 席数

高価格業態では低回転、低価格業態では高回転の傾向がある。

客席回転率(回転数)を把握する際、テーブルにおける客席がどれだけ稼働しているかを表す客席稼働率を考慮する必要がある。

Unboxing(開封の儀)

Unboxingとは、新しく入手したばかりの製品を箱から取り出す一連の行為や経験を表す英語のスラング。日本語のネットスラングである「開封の儀」と似た意味で用いられる。箱から取り出す様子を動画で撮影し、YouTubeやTwitterなどのソーシャルメディアで共有されることも多い。読みは「アンボクシング」。

英語では「unboxing video」「unboxing ceremony」「unboxing experience」のように用いる。

パソコンやスマートフォン、ゲーム機といったガジェット系の製品が対象になることが多かったが、YouTuberの普及もあり、ファッションや美容系アイテムなども対象となっている。箱や包装を開けて製品を取り出すだけでなく、実際に動作させるまでの手順の紹介や、利用した上でのファーストインプレッションや感想を動画に含めることもある。

購入体験のハイライトの一つでもあり、箱やパッケージのデザインや質を含めた「箱を開封する体験」に注目して取り組む企業もある。

トランザクション

トランザクションとは、商取引や売買といった「商品を渡して代金を受け取る」という一連の処理の単位のこと。ITの分野では、コンピュータ内のデータベースで処理される分割できない一連の処理単位のことを指す。またこの一連の処理をトランザクション処理という。

一連の複数の作業をセットで「一つの処理(トランザクション)」として管理し、「すべて正常に成功」「すべて失敗」のいずれかで実行される。またその成功したトランザクションは永続的なものとして管理される。

ROI(投資対効果)

ROIとは、Return On Investmentの略で、投資額に対してどれだけ利益を得られたのかを表す指標のこと。投資対効果。読みは「アールオーアイ」。

広告による成果を測る際には広告費に対しての利益で算出される。

ROI (%) = 広告経由の利益 ÷ 広告費

一方、広告費に対して得た広告経由の売上の割合を表した指標はROAS(広告費用回収率)である。

ROAS (%) = 広告経由の売上 ÷ 広告費