ギフティング

ギフティング(gifting)とは、もともとは自分が所有するものなどを相手に贈ったり共有したりすることであるが、マーケティングの領域においては複数の意味があり、「投げ銭」、もしくはインフルエンサーに対して商品やサンプルを送付してPR投稿を依頼する施策のことを意味する。

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OTA (オンライントラベルエージェント)

旅行や観光の領域におけるOTAとは、Online Travel AgencyもしくはOnline Travel Agentの略で、インターネットのみで取り引きを行う旅行会社のこと。店舗で営業を行う旅行会社がWebサイトを用いてインターネット販売を行うものはOTAには含まれない。オンライントラベルエージェント。読みは「オーティーエー」。

旅行会社として登録されたオンライン旅行会社であり、宿泊や航空券の予約、それらのセット商品や旅行保険などを販売する。

代表的なOTAにExpedia、Booking.com、Hotels.com、日本では楽天トラベルやじゃらん、るるぶトラベル、一休.comなどがある。

各OTAの旅行商品を横断して検索できるWebサービスはメタサーチサイト(メタ検索エンジン)であり、OTAとは異なる。代表的な旅行のメタサーチサイトには、TripAdvisorやTrivago、Skyscanner、日本ではフォートラベルやLINEトラベルjpなどがある。

スクリプト

スクリプト(script)とは、台本や脚本、手書き、筆記体などを意味する英語であり、もともとは「手で書かれたもの」を由来とする。ビジネスの営業(セールス)の現場においては、営業担当がテレアポなどで顧客と話す際に手本となるマニュアル台本のことを「スクリプト(トークスクリプト)」という。

ITの領域においては、プログラム言語のうち人間が理解しやすい簡易的なものを「スクリプト(スクリプト言語)」という。通常、プログラム言語はコンピューターが実行できる形式に変換されるが(コンパイル)、スクリプト言語はその処理をソフトウェアなどが自動化するため、人間が理解できるテキスト形式で処理、実行できる。Webブラウザーで実行されるようなJavaScriptやPHP、Ruby、Pythonなどが該当する。

管理価格

管理価格(administered price)とは、商品やサービスの価格が需要と共有のバランスや市場経済によって決まる前に、その市場に対する支配力を持つ少数の企業によって人為的に設定された価格のこと。カルテルによって操作される価格とは異なり、他の企業も追随するため、一定の期間その価格は維持される。

市場の変化に対して価格が調整されることは少なく、特に下方に対して硬直的になりやすいため、インフレーションの原因となる。

テキストフラグメント (text fragments)

テキストフラグメント(text fragments)とは、Webページ上の任意のテキストをページ内リンク用のURLフラグメントとして利用できる機能、あるいはそのフラグメント識別子のこと。ブラウザーのChrome 80以降(Chromiumベースのブラウザーのバージョン80以降)でデフォルトで有効になっており、Googleによる公式の拡張機能「Scroll To Text Fragment」を用いることで、選択したテキストに対するリンクを利用できる。

URLの末尾に以下を付与することで、Webページ上の「テキスト文字列」をハイライト表示したページ内リンクを利用できる。

#:~:text=テキスト文字列

ナレッジパネル

ナレッジパネル(knowledge panel)とは、人物や組織、場所、物事についてGoogle検索した際にSERP(検索結果ページ)に表示される情報のボックスのこと。その人物や物事などに関する主要な事実がトピックスごとにまとめられており、概要を素早く理解することができる。モバイルであればSERPの上部、デスクトップであればSERPの右側上部に表示される。

通常のナレッジパネルは、タイトルと概要文、写真、主要な事実、公式Webサイトへのリンクなどで構成されるが、検索項目によって表示内容は異なる。

Web上のさまざまな情報を元にしており、場所であれば所在地や概要文などの他、ローカルビジネス向けサービス「Googleマイビジネス」で登録した情報や投稿、口コミなども含まれる。企業であれば株価や代表者名や資本金などの基本情報、ミュージシャンであれば代表曲、俳優であれば出演映画、スポーツチームであれば所属選手なども表示される。

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VOC (voice of customer, 顧客の声)

VOCとは、「voice of customer」の略で「顧客の声」を意味する。品質管理のための経営改革手法「シックスシグマ」における課題の定義(DMAICのDefine)にて重要な役割を持ち、把握すべき顧客による評価や要求、競合他社や市場の変化などが該当する。このVOCから、経営課題として解決すべき重要なニーズ(CTQ, critical to quality)を抽出していく。

狭義ではアンケート調査やインタビュー、コールセンターやソーシャルメディアなどで収集した「お客様の声」の場合もあるが、本質的には製品やサービスの品質改善や開発に必要なプロセスであり、経営に組み込まれるべき要素の一つである。

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F2F (face to face, 面と向かって)

F2Fとは、「face to face」の略で、「面と向かって」「対面で」「向かい合って」といった意味の英語の略語である。インターネットスラング。

「デジタルコミュニケーションではなく実際に誰かと会って話をする」という状況を表す表現として、ソーシャルメディアやチャット、メールやショットメッセージなどで用いられる。

シックスシグマ

シックスシグマ(Six Sigma)とは、製品やサービスの品質のばらつきを抑えるべく改善するための経営改革手法のこと。VOC(顧客の声)を基にして課題を明確にし、経営層からのトップダウンかつ統計学を用いたデータドリブンで業務プロセスの改善を推し進める。

1980年代初めにアメリカのモトローラ社が日本の品質管理活動をもとに開発し、その後アメリカのGE社(ゼネラルエレクトリック社)がCEOだったジャック・ウェルチ(John Francis "Jack" Welch Jr.)の推進のもと手法として確立、多くの企業に広まった。

開発したモトローラ社が、「100万回の作業のうち不良品の発生を3、4回に抑える」、つまり統計学でばらつきを表す標準偏差の6σ(シックス・シグマ)を目指したことに由来する。客満足の向上を目的として、定量的な分析で品質の改善を進めるというものである。

主要な改善サイクル手法に、Define-Measure-Analyze-Improve-Controlからなる「DMAIC」がある。

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アテンションエコノミー(関心経済)

アテンションエコノミー(attention economy)とは、情報過多の社会において人々の「関心や注目の獲得(アテンションの獲得)」が経済的価値を持ち、貨幣のように交換材として機能するという概念、状況のこと。貨幣経済に対しての「関心経済」。

経済の発展とコンピューターの発達とともに情報過多社会が進み、加えてインターネットの普及により情報の流通量は爆発的に増加した。情報は無限かつ無料で得られるようになり、また容易にコピーできるなど、情報そのものの価値は低下した。一方で、有限である人間の脳処理や可処分時間の中、人々の関心や注目を獲得することが希少で価値を持つようになり、現代はその獲得争奪戦が起きている状況であるといえる。

1971年に、アメリカの経済学者ハーバート・サイモン(Herbert A. Simon)が情報過多社会におけるアテンション獲得の重要性を提唱した。その後、1997年にアメリカの社会学者マイケル・ゴールドハーバー(Michael H. Goldhaber)が、情報爆発社会において仕事のみならず趣味やプライベートの情報もすべて混在してアテンション獲得がビジネスになり、物質的な経済からアテンションに基づく経済へ移行するとしてこの状況を「アテンションエコノミー」と名付けた。

後にこの概念は、2001年にトーマス・ダベンポート(Thomas H. Davenport)とジョン・ベック(John C. Beck)によって出版された書籍『アテンション!(Attention Economy)』によって普及した。

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