レトロニム(retronym)とは、後から登場した新たな物事との区別が必要になったために、従来の物事を指していた既存の言葉をその領域の再特定のために定義し直された言葉のこと。再命名。
新しいものが登場した際に、従来まで単に「〇〇」と呼んでいたものを「旧〇〇」「第一次〇〇」「初代〇〇」「クラシック〇〇」「ファースト〇〇」と呼び直したり、他にも以下のような様々な例がある。
- 「携帯電話」に対する「固定電話」
- 「液体石けん」に対する「固形石けん」
- 「オンラインショップ」に対する「実店舗、リアル店舗」
- 「オンラインミーティング」に対する「オフラインミーティング」
- 「デジタル〇〇」に対する「アナログ〇〇、フィジカル〇〇」
- 「衛星放送」に対する「地上波放送」
- 「ジャイアントパンダ」に対する「レッサーパンダ」
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