言葉に関するキーワード(21件)

二つ名

二つ名とは、本名以外の正式名称ではない呼び名のことである。「別名」や「あだ名」を含む場合もあるが、その対象の特徴や性質、印象を端的に表現した言い回しを「あだ名」「通り名」などと区別して「二つ名」と呼ぶことが多い。読みは「ふたつな」。 個性的な戦国武将、著名人、スポーツ選手(チーム [……]

タグライン

タグライン(tag line)とは、ブランドや商品の主義主張を表明するメッセージとして短い言葉で表したもののこと。顧客層に対して約束する機能的あるいは感情的な価値を簡潔に伝えるためのメッセージ、スローガンである。 短く誰にでもわかる表現であることがほとんどであり、長期間に渡って使 [……]

ノンバーバル(非言語コミュニケーション)

ノンバーバル(non-verbal)とは、「非言語的な、言葉によらない」を意味する英語である。多くの場合、言葉以外の手段によるコミュニケーション「非言語コミュニケーション(ノンバーバル・コミュニケーション)」の意図で用いられる。 非言語コミュニケーションには、顔の表情や視線、ジェ [……]

アナグラム

アナグラム(anagram)とは、単語もしくは文章を構成している文字を入れ替えることで異なる意味の別の言葉(文章)を作る言葉遊びのこと。例えば「listen(聞く)」の文字の順番を入れ替えると「silent(静寂)」という関連する反対の意味にできる、というものである。 必ずしも単 [……]

バクロニム

バクロニム(backronym, bacronym)とは、既に知られた一般的な言葉に対して後付けで意図的に作られた頭字語、略語のこと。「back (後)」と「acronym (アクロニム)」を合わせた混成語、かばん語である。 一般的な言葉や特に意味のない単語に対して後から意味を持 [……]

イニシャリズム

イニシャリズム(initialism)とは、複数の単語で構成される合成語の頭文字をつなげて作られた略語「頭字語」のうち、略語のアルファベット1文字ずつをそのままアルファベットとして読むもの。略語を単語として素直な読み方をするのではなく、アルファベット1文字ずつをそのまま発音する頭 [……]

アクロニム

アクロニム(acronym)とは、複数の単語で構成される合成語の頭文字をつなげて作られた略語「頭字語」のうち、その頭字語を一つの単語のような読み方で発音するもの。アルファベット1文字ずつをそのまま読むのではなく、略語を単語として素直な読み方をした頭字語のことである。 例えばアジア [……]

ログライン

ログライン(log line, logline)とは、書籍や映画、テレビ番組、脚本やストーリーなどを一言で表した簡潔な要約のこと。一文の文章であることが多い。 単なる要約ではなく、例えば「どのような映画なの?」に対する答えとして非常に魅力的で見たいと思わせられるもの、あるいはその [……]

パンチライン

パンチライン(punch line, punchline)とは、一連の発言や文章の中における最も印象的な箇所、決め台詞やフレーズ、ジョークのオチのこと。 話の一番の聞かせ所であり、パンチの効いた印象的な表現、終盤におけるそれまでの総括、ユーモアなどでおもしろくまとめる箇所などが該 [……]

メラビアンの法則(7-38-55のルール)

メラビアンの法則とは、「感情や態度を伝える際に矛盾したメッセージを発したとき、他人が受け止める影響の度合いは、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%である」という実験結果が通俗的に拡大解釈されたものである。 もともとは、アメリカのカリフォルニア大学の心理学者アルバート [……]

ジャーゴン

ジャーゴン(jargon)とは、特定の集団や業界内だけで用いられる専門用語、業界用語、あるいは仲間内だけで使われる隠語のこと。部外者にとってはちんぷんかんぷんで意味がわからない言葉のことである。 そこから転じて、わけがわからない言葉やナンセンスなジョーク、インターネットスラング全 [……]

シズル(シズル感)

シズル(sizzle)とは、もともとは料理の際に食材を熱々の油で焼いたり揚げたり、また熱した鉄板に水を落としたりしたときの、ジュージューと音を立てる様子を表す英語である。そこから転じて、マーケティング領域では消費者の五感を刺激して食欲や購買意欲や喚起する広告表現や手法のことを表す [……]

コピーパスタ

コピーパスタ(copypasta)とは、インターネット上のコンテンツからコピー・アンド・ペーストされた文字列、文章のこと。英語のインターネットスラング。 インターネット上のコミュニティや電子掲示板、Twitterなどのソーシャルメディアにおいて、古いユーザー間の内輪ジョークや新し [……]

ワーディング

ワーディング(wording)とは、文章を書くときに表現や言葉遣い、言い回しを統一すること。その分章が読まれたときに最もふさわしいと感じられたり、あるいは誤解を与えたりしないように、どのような言葉や用語や表現を用いるかを決めたり、設けたルールに統一すること。 具体的には、わかりや [……]

レトロニム

レトロニム(retronym)とは、後から登場した新たな物事との区別が必要になったために、従来の物事を指していた既存の言葉をその領域の再特定のために定義し直された言葉のこと。再命名。 新しいものが登場した際に、従来まで単に「〇〇」と呼んでいたものを「旧〇〇」「第一次〇〇」「初代〇 [……]

レトリック(修辞技法)

レトリック(rhetoric)とは、言葉を効果的に用いて、美しく適切に表現する技法のこと。修辞法、修辞技法。あるいは巧みに表現された言葉や美辞麗句のこと。 学術的な領域では、古代ギリシアより西洋で継承されてきた言語技術の研究および学問的体系のことを指す。

パワーワード

パワーワードとは、もともとは相手に強い影響を与え、何かを喚起するようなインパクトのある言葉、フレーズ、文章のこと。 一方で、2012年頃から「意味不明だが、とにかく強烈なインパクトのある言葉、フレーズ、文章」という意味にて、インターネットスラングとして利用されるようになった。Tw [……]

バズワード

日本語の文脈におけるバズワードとは、新しい概念を表しているように見えて実際には明確な定義や意味が定まっておらず、宣伝やキャッチコピーとして都合よく用いられる流行語のこと。 一般の人にはなじみの薄い、専門性や権威性を強く印象づける技術用語が多い。その言葉を使用しておけば、「なんとな [……]

タイポグリセミア現象

タイポグリセミア現象(typoglycemia)とは、文章に含まれる単語を構成する文字を並べ替えても、多くの人間はその文章を問題なく読めてしまう現象のこと。 人間は単語を、一文字ごとの理解ではなく一つの集合として視覚的に認識しており、人間の脳が単語を瞬時に予測、補正しているため、 [……]

ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)

ポリティカル・コレクトネス(political correctness)とは、人種や性別、宗教、文化、職業などの違いによる偏見や差別を含む言葉、表現を追放し、中立的な表現を用いようとする運動や考え方のこと。もしくはそういった中立で差別偏見が含まれない言葉や表現のこと。 1980年 [……]

プロコン (Pros/Cons)

プロコン (Pros/Cons, Pros & Cons) とは、良い点(Pros)と悪い点(Cons)、長所と短所、賛否、損得、ポジティブ要素とネガティブ要素のこと。 もしくは事象の現状把握や改善、取捨選択をする際に、良い面と悪い面を列挙してより適切な選択をするために行 [……]