アクロニム

アクロニム(acronym)とは、複数の単語で構成される合成語の頭文字をつなげて作られた略語「頭字語」のうち、その頭字語を一つの単語のような読み方で発音するもの。アルファベット1文字ずつをそのまま読むのではなく、略語を単語として素直な読み方をした頭字語のことである。

例えばアジア太平洋経済協力「Asia-Pacific Economic Cooperation」の略称は「APAC」だが、「エイパック」と発音し、アクロニムに該当する。

類似する頭字語にイニシャリズム(initialism)がある。イニシャリズムは略語のアルファベット1文字ずつをそのままアルファベットとして読むものが該当する。例えば世界保健機関「World Health Organization」の略称は「WHO」だが、アルファベット1文字ずつそのまま「ダブリュー・エイチ・オー」と発音し、イニシャリズムに該当する。

略語によってはアクロニムとイニシャリズムのどちらにも該当する場合もある。「できるだけ早く」を意味する英語「as soon as possible」の略語は「ASAP」だが、「エー・エス・エー・ピー」と「アサップ(エイサップ)」のいずれの発音も使用され、アクロニムとイニシャリズムのどちらともいえる。