ライティングに関するキーワード(16件)

約物

約物とは、文字と数字以外の記述記号の総称のこと。句読点や括弧、疑問符、記号などが該当する。印刷物などでの活字や図版の配置である組版において呼ばれることが多い。読みは「やくもの」。 句読点:「。」「、」 括弧:「」、()、【】、{}など 符号:?、!、中点(・)、コロン「:」、リー [……]

バクロニム

バクロニム(backronym, bacronym)とは、既に知られた一般的な言葉に対して後付けで意図的に作られた頭字語、略語のこと。「back (後)」と「acronym (アクロニム)」を合わせた混成語、かばん語である。 一般的な言葉や特に意味のない単語に対して後から意味を持 [……]

イニシャリズム

イニシャリズム(initialism)とは、複数の単語で構成される合成語の頭文字をつなげて作られた略語「頭字語」のうち、略語のアルファベット1文字ずつをそのままアルファベットとして読むもの。略語を単語として素直な読み方をするのではなく、アルファベット1文字ずつをそのまま発音する頭 [……]

アクロニム

アクロニム(acronym)とは、複数の単語で構成される合成語の頭文字をつなげて作られた略語「頭字語」のうち、その頭字語を一つの単語のような読み方で発音するもの。アルファベット1文字ずつをそのまま読むのではなく、略語を単語として素直な読み方をした頭字語のことである。 例えばアジア [……]

ログライン

ログライン(log line, logline)とは、書籍や映画、テレビ番組、脚本やストーリーなどを一言で表した簡潔な要約のこと。一文の文章であることが多い。 単なる要約ではなく、例えば「どのような映画なの?」に対する答えとして非常に魅力的で見たいと思わせられるもの、あるいはその [……]

ささげ業務

「ささげ業務」とは、「撮影」「採寸」「原稿」の頭文字から取った略称で、通販やEC運営に欠かせない商品情報の一連の制作業務のこと。単に「ささげ」とも呼ぶ。 ファッションや雑貨をはじめSKUの多いカテゴリーにおいて、商品の写真やサイズ情報、消費者にわかりやすい説明文を高品質で柔軟にか [……]

パンチライン

パンチライン(punch line, punchline)とは、一連の発言や文章の中における最も印象的な箇所、決め台詞やフレーズ、ジョークのオチのこと。 話の一番の聞かせ所であり、パンチの効いた印象的な表現、終盤におけるそれまでの総括、ユーモアなどでおもしろくまとめる箇所などが該 [……]

メリコの法則

メリコの法則とは、消費財の商品を販売する上でそのパッケージデザインには「目立っている」「理解できる」「好感を持てる」の3つの要素が必要である、という考え方のこと。経営コンサルタントの伊吹卓氏が提唱した。 消費財の商品が選ばれやすいかどうか、店頭で手に取ってもらえるかどうかは、パッ [……]

ジャーゴン

ジャーゴン(jargon)とは、特定の集団や業界内だけで用いられる専門用語、業界用語、あるいは仲間内だけで使われる隠語のこと。部外者にとってはちんぷんかんぷんで意味がわからない言葉のことである。 そこから転じて、わけがわからない言葉やナンセンスなジョーク、インターネットスラング全 [……]

奇数の法則

奇数の法則とは、「奇数の数字の方が偶数よりも注目度が向上したり、心地よく感じたりする効果がある」とするもの。 Outbrain社とHubSpot社による2011年の調査によれば、数字を含む記事見出しのリンクは数字を含まない見出しのリンクの2倍のクリック率があり、さらに奇数を含む見 [……]

シズル(シズル感)

シズル(sizzle)とは、もともとは料理の際に食材を熱々の油で焼いたり揚げたり、また熱した鉄板に水を落としたりしたときの、ジュージューと音を立てる様子を表す英語である。そこから転じて、マーケティング領域では消費者の五感を刺激して食欲や購買意欲や喚起する広告表現や手法のことを表す [……]

ワーディング

ワーディング(wording)とは、文章を書くときに表現や言葉遣い、言い回しを統一すること。その分章が読まれたときに最もふさわしいと感じられたり、あるいは誤解を与えたりしないように、どのような言葉や用語や表現を用いるかを決めたり、設けたルールに統一すること。 具体的には、わかりや [……]

レトロニム

レトロニム(retronym)とは、後から登場した新たな物事との区別が必要になったために、従来の物事を指していた既存の言葉をその領域の再特定のために定義し直された言葉のこと。再命名。 新しいものが登場した際に、従来まで単に「〇〇」と呼んでいたものを「旧〇〇」「第一次〇〇」「初代〇 [……]

レトリック(修辞技法)

レトリック(rhetoric)とは、言葉を効果的に用いて、美しく適切に表現する技法のこと。修辞法、修辞技法。あるいは巧みに表現された言葉や美辞麗句のこと。 学術的な領域では、古代ギリシアより西洋で継承されてきた言語技術の研究および学問的体系のことを指す。

タイポグリセミア現象

タイポグリセミア現象(typoglycemia)とは、文章に含まれる単語を構成する文字を並べ替えても、多くの人間はその文章を問題なく読めてしまう現象のこと。 人間は単語を、一文字ごとの理解ではなく一つの集合として視覚的に認識しており、人間の脳が単語を瞬時に予測、補正しているため、 [……]

コタツ記事

コタツ記事とは、実体験もなく取材や調査もしないまま、インターネットやテレビといったメディア上で流通している情報のみを収集、再構成して書く記事のこと。「コタツに入ったままで誰でもお手軽に書ける凡庸で薄い内容の記事」といったニュアンスの揶揄された表現。 購入していない商品情報と感想を [……]