Q.E.D. (証明終わり)

「Q.E.D.」とは、ラテン語「Quod Erat Demonstrandum」の略で、「以上が証明されるべき事柄であった。(すなわち)証明終わり」を意味する。数学や哲学などで証明の末尾にて記される。読みはアルファベットで「キューイーディー」。

インターネット上のカジュアルな文脈において質問に対する回答を述べた後に得意然と付け加えられることがあるが、本来は議題の事象を改めて提示した上で「以上が証明されるべき事柄であった」の意味を含める必要がある。

「(証明終)」「(証明終わり)」と日本語で記しても問題ない。墓石(tombstone)もしくはハルモス記号と呼ばれる黒い四角■や白い四角□で代用されることもある。

サブディレクトリ

サブディレクトリ(sub directory, subdirectory)とは、あるディレクトリの下位の階層に設置されたディレクトリのこと。コンピュータなどのファイルシステムやWebサイトの構造において、中に保管、設置されるファイル群の分類として用いられる。

最上位のディレクトリ「ルートディレクトリ」の直下に設置された子ディレクトリのみを指すことが多いが、さらに下層の孫ディレクトリ以下すべてのディレクトリを含むこともある。

トークン

トークン(token)とは、もともと「象徴」「しるし」「記号」「証拠」などを意味する英語だが、ビジネスや金融関係などの文脈では「何らかの価値を示すもの、象徴」としてさまざまな意味で用いられる。

  • 代用貨幣、代用通貨
  • ブロックチェーン技術を用いて発行された仮想通貨や暗号資産などの電子証票。NFTなども該当する
  • セキュリティ認証で一度のみ使用できるワンタイムパスワードを生成するデバイス機器やソフトウェア。「セキュリティトークン」
  • プログラミング言語のソースコードにおける最小単位の構成要素

個票

個票とは、調査や集計、投票、アンケート、会員管理、商品管理などで使用される個々の票、情報のこと。多くの場合、一意の人(ユーザー)や商品などが単位となる。読みは「こひょう」。

「個票データ」「個票形式」などのように用いる。「児童個票」「生徒個票」「参加者個票」のように他の用語と組み合わせて用いることも多い。公に利用される個票の場合、個人を特定できないように加工されることがある。

PLP (preferred landing page)

PLP(preferred landing page)とは、対象の検索キーワードによる検索エンジンの結果ページ(SERP)に優先的に上位に表示させたいWebサイトのページのこと。優先的なランディングページ

対象のキーワードで検索エンジンで検索された際、運営側の意図するページがSERPに表示されることで、Webサイトへの検索流入後のユーザー行動がより期待できるものになる。運営側の意図しないページがSERPの上位に表示されていないかどうかを把握、管理し、機会損失を防いでより効果的なユーザー体験になるように調整する必要があるという考えに基づく。

MoSCoW分析

MoSCoW分析(MoSCoW method, MoSCoWメソッド, モスクワ分析)とは、ビジネスやプロジェクトマネジメント、システム開発などにおいて、要件定義の際に優先順位を付けて整理する手法のこと。要件を「Must」「Should」「Could」「Won’t」の4つの分類に評価して優先順位を決め、関係者と共通の認識とするものである。

  • Must have:対応必須の要件
  • Should have:可能であれば対応すべき要件。重要だが、時間やリソースの問題があれば対応を次の時期まで延期してもよいもの
  • Could have:望ましいが必須ではない要件。プロジェクトの主な価値ではないが、対応することでユーザー体験が向上するもの
  • Won’t have:対応不要の要件。重要度や費用対効果が低く、現時点では取り組むべきではないもの(将来は要件を満たす可能性がある)

1994年にイギリスでRapid Application Development(RAD)に携わっていた Dai Clegg が用いたのが始まりである。

プロアクティブ

プロアクティブ(proactive)とは、ビジネス領域で用いられる意味としては「先を見越した」「事前に行動を起こした」という意味の英語である。何かが予見されるときにそれが起こる前に事前に行動すること、またその積極性や前向きな様子を表す。「プロアクティブ行動」「プロアクティブ思考」「プロアクティブ戦略」「プロアクティブ組織」のように他の用語と組み合わせて用いることも多い。

プロアクティブに対して、何か問題が起こってから受動的に行動することを「リアクティブ (reactive)」という。リアクティブはプロアクティブとの対比で「後手後手の」「状況に応じて反応する」という意味で用いられる。

ノンブル

ノンブルとは、本などの冊子の各ページを表す数字、ページ番号のこと。主に印刷業界やDTPで用いる言葉で、ページの端に記載される。「ページノンブル」。

ページの順序や前後関係を示し、どこまで読んだのかの把握や書籍の出典を示す際などに用いられる。

フランス語をはじめとした西洋の言語で「数」を意味する「nombre」や英語の「nubmer」に由来する。

パテント(特許)

パテント(patent)とは、特許、特許権のことで、国が法令によって発明者やその承継人に対して特許権を付与して利用権利を保護する行政行為である。

単に特許を表す際に用いるだけでなく、「パテント商品」「パテント料」のように他の用語と組み合わせて用いることも多い。他の用語と組み合わせる際は、特許だけでなく意匠や商標、著作権などの知的財産権も含む場合がある。

おま国(ジオブロッキング)

おま国とは、主にインターネット上のコンテンツ配信の領域において、事業者が国や地域に応じて販売などに制限を加える「ジオブロッキング」によって利用者が購入できない、プレイできないという状況を揶揄する表現、スラングのこと。「お前の国(には販売しない)」に由来する。読みは「おまくに」もしくは「おまこく」。

PCゲームプラットフォーム「Steam」においてリージョン規制のために日本からは購入できない商品があり、関連のコミュニティにて用いられたのが始まりである。現在はSteamに限らず、国や地域に応じて商品やサービスの提供を制限するジオブロッキング、リージョン制限を表す表現として用いられる。「このゲームはおま国である」「おま国問題」のように用いる。