RFV分析とは、Recency(リーセンシー、最新の利用日)、Frequency(フリークエンシー、利用頻度・利用回数)、Volume(ボリューム、利用量)の3つの指標軸を用いて顧客を分類する顧客分析の手法のこと。顧客のサービス利用状況や満足度、ユーザーエンゲージメントの分析手法である。RFM分析と視点は類似する。
単一の指標で分析するのではなく、複数の指標を組み合わせて分析することでより実態を把握できるようになる。サービスによってRecency、Frequency、Volumeの重み付けは異なる。それぞれの指標を用いてスコアリングし、ユーザー層ごとにセグメントに分けることで、それぞれに適した施策を検討できるようになる。
Recency、Frequency、Volume
Recency(リーセンシー、最新の利用日)
Recency(リーセンシー)は、直近いつ利用したのか、最新の利用時期を表す。
Frequency(フリークエンシー、利用頻度・利用回数)
Frequency(フリークエンシー)は、一定期間にどのぐらいの頻度で利用したのか、累計何回利用したのかという購入頻度を表す。
Volume(ボリューム、利用量)
Volume(利用量)は、サービスをどれくらいの量だけ利用しているかを表す。サービスによって異なるが、時間や回数、個数などで表す。