シャドウバン(shadow ban, shadowban)とは、ソーシャルメディアの運営側による望ましくないユーザーアカウントへのペナルティ措置の一つで、該当ユーザーとその投稿が公の目に触れにくくなる状態のこと。望ましくないユーザーアカウントとその投稿が検索結果に表示されにくくなったり、該当ユーザーのフォロワーのタイムラインにおいて投稿が非表示になったりというような制限や規制が設けられる。
該当のユーザーアカウントが投稿したり他ユーザーの投稿を見たりする上では、一般アカウントと同様に機能するため、本人は制限に気がつきにくい。しかし、他ユーザーや外部からはパブリックな状態とは言えず、アカウント凍結(ban)に近い状態になる。
アカウントを凍結するほど悪質とは言えないが、公序良俗に反する投稿、ヘイト発言に近い投稿、望ましくない行為をするユーザーアカウント、スパムに近いアカウントに対して適用されるとされる。
シャドウバンの状態のユーザーは、自覚しつつも規定内の行為であると主張したり、プラットフォーマーや権力による圧力であるとこじつけることがあるが、多くは望ましくない行為に起因する。
TwitterやInstagram、TikTokなどでこのような現象が見られたり取り沙汰されたりするが、そのような措置に関する公式の発表は少ない。