トップレベルドメイン (TLD)

ドメイン名の階層構造

トップレベルドメイン(top-level domain, TLD)とは、ドメイン名の階層構造の最後のドット「.」の右側にあたる部分のこと。トップレベルドメインのほとんどは、ICANN(The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)におけるIANA(Internet Assigned Numbers Authority, インターネット番号割当機関)によって管理されている。

トップレベルドメインには以下のような種類がある。

  • ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)
    • スポンサー付きトップレベルドメイン(sTLD)
    • 新gTLD(New gTLD)
  • 国コードトップレベルドメイン(ccTLD)
  • インフラストラクチャ・トップレベルドメイン(Infrastructure TLD)

ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)

ジェネリックトップレベルドメイン(generic top-level domain, gTLD)とは、特定の分野ごとに割り当てられたトップレベルドメインのこと。世界中の誰でも自由に取得できる。「分野別トップレベルドメイン」とも呼ばれる。

「.com」「.net」「.org」「.info」をはじめ、22種類存在する。

スポンサー付きトップレベルドメイン(sTLD)

ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)のうち、各分野を代表するスポンサー組織が定める方針の下で運用されるトップレベルドメインのことを「スポンサー付きトップレベルドメイン(sponsored top-level domain, sTLD)」という。スポンサー付きトップレベルドメインごとに登録制限やポリシーが異なる。

「.museum」「.aero」「.coop」「.mobi」「.asia」などがある。

新gTLD(New gTLD)

ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)のうち、2012年以降に利用できるようになったトップレベルドメインで、ICANNに申請、認可されて新たに創設されたものを「新gTLD(new top-level domain, New gTLD)」という。組織や団体が任意のトップレベルドメインを申請できる。

「.top」「.shop」「.online」といった一般名称のもの、「.tokyo」「.london」「.nyc」といった都市や地名のもの、「.google」「.canon」といった企業名やブランド名のものなど、さまざまなものが創設されている。英数字だけでなく、さまざまな言語の文字で申請できる。


国コードトップレベルドメイン(ccTLD)

国コードトップレベルドメイン(country code top-level domain, ccTLD)とは、国や地域に割り当てられたトップレベルドメインのこと。「国別トップレベルドメイン」。「.jp」などがある。

その国や地域に存在する組織や個人でなければ取得できないという制限を設けられていることが多いが、一部の国では外貨獲得のためにその制限を設けていないこともある(「.tv」「.to」「.me」「.co」など)。

汎用JPドメイン名

国コードトップレベルドメイン(ccTLD)のうち、「example.jp」のようなJPドメイン名「.jp」を「汎用JPドメイン名」という。日本国内に住所を持つ組織や個人が取得できる。漢字やひらがななどを用いた日本語のドメイン名も取得できる。

属性型JPドメイン名

「.jp」で終わるドメイン名のうち、機関や組織の種類ごとに区別されたドメイン名を「属性型JPドメイン名」という。企業が登録できる「.co.jp」、高等教育機関や学校法人が登録できる「.ac.jp」などがある。

1つの組織が登録できる属性型JPドメイン名は、1種別につき1ドメインのみである。

都道府県型JPドメイン名

「.jp」で終わるドメイン名のうち、「tokyo.jp」「osaka.jp」のように47都道府県の名称を含むドメイン名を「都道府県型JPドメイン名」という。日本国内に住所を持つ組織や個人が取得できる。漢字やひらがななどを用いた日本語のドメイン名も取得できる。

地域型JPドメイン名

「.jp」で終わるドメインのうち、「chiyoda.tokyo.jp」「pref.aichi.jp」のように都道府県名や市区町村名を用いたドメイン名を「地域型JPドメイン名」という。

「ac」「go」「co」「or」などの属性型ドメイン名の登録資格を持つ組織や個人向けの「一般地域型ドメイン名(例:example.chiyoda.tokyo.jp)」と、地方公共団体向けの「地方公共団体ドメイン名(例:pref.aichi.jp)」がある。

2012年に新規登録受付は終了しており、現在は新たに取得できない。

インフラストラクチャ・トップレベルドメイン(Infrastructure TLD)

インフラストラクチャ・トップレベルドメイン(infrastructure top-level domain, Infrastructure TLD)とは、インターネットインフラ用のトップレベルドメインのことで、「.arpa」がある。ユーザーは登録できない。