Better Ads Standardsとは、オンライン広告やインタラクティブ広告の改善を目的とした団体「Coalition for Better Ads」が定めた広告基準のことで、望ましくない広告の掲載方法や挙動の基準を示したもの。
2017年3月現在、デスクトップ向け広告で避けるべき広告としては、以下の4つが定義されている。
- Pop-up Ads: ポップアップ広告
- Auto-playing Video Ads with Sound: 音声付きの自動再生動画広告
- Prestitial Ads with Countdown: 目的のコンテンツの表示前に「○秒後に記事を表示」などとカウントダウン付きで表示される広告。プレスティシャル広告
- Large Sticky Ads: スクロールしても表示され続けるバナー広告のうち、画面の30%以上を占めるもの
モバイル向け広告で避けるべき広告は、以下の8つが定義されている。
- Pop-up Ads: ポップアップ広告
- Prestitial Ads: 目的のコンテンツの表示前に表示される広告。プレスティシャル広告
- Ad Density Higher Than 30%: 画面の30%以上を占める広告
- Flashing Animated Ads: 背景色や文字色などを激しく点滅させる攻撃的な広告
- Auto-playing Video Ads with Sound: 音声付きの自動再生動画広告
- Postitial Ads with Countdown: リンククリック後に一定時間表示されるカウントダウン付きの広告。ポスティシャル広告
- Full-screen Scrollover Ad: スクロールしなければページのコンテンツを表示できない全画面広告
- Large Sticky Ads: スクロールしても表示され続けるバナー広告のうち、画面の30%以上を占めるもの
The Initial Better Ads Standards – Coalition for Better Ads
当初この基準は北米とヨーロッパが対象とされたが、2019年より全世界に適用された。それを受けて、グーグル社も基準に合致しない広告をChromeでブロックする機能を、2019年7月9日から展開すると発表した。