バッファ

バッファ(buffer)もしくはバッファーとは、もともとは「物の間に入って衝撃などを吸収、緩衝するもの」を意味する英語である。IT領域では、コンピューターがデータのやりとりの中で処理しきれないデータを一時的に溜めておくデータ領域「緩衝記憶領域」のことを表す。

加えて、日本のビジネス領域で用いられるビジネス用語として「予備、余裕、余白、ゆとり」の意味もある。「余裕を持たせる」というニュアンスで、「バッファを見たスケジュール」「バッファをもった見積もり金額」など、時間や金額、人員や工数、準備物といった側面で用いられることが多い。