ワンショット消費

ワンショット消費とは、ファッションアイテムなどを購入後、着用してInstagramをはじめとしたソーシャルメディアに投稿し、その後にメルカリなどのフリマアプリやインターネットで販売するという一連の消費行動のこと。あるいは、Instagramなどへの投稿後にフリマアプリで販売する前提で、商品を購入すること。

ファッションのカテゴリーで多く見られ、「ワンショットファッション」とも称される。

「SNS映え」「インスタ映え」を目的に購入される「フォトジェニック消費」の一種だが、一度ソーシャルメディアに投稿した服はその後に着用されず、中古市場へ販売される。

フリマアプリで販売する前提で購入するため、「買値」と「売値」の差額が実質的な購入金額となり、より気軽に高額で見栄えのするファッションアイテムを購入する傾向がある。高額のファッションアイテムを安価で購入、着用でき、「試着」や「レンタル」の感覚に近い。

流行でよく見かけるファッションよりも、個性的なファッションが好まれるという特徴がある。