サードプレイス

サードプレイス(the third place)とは、生活を営む場としての自宅(ファーストプレイス)、経済活動や学習を行う職場や学校(セカンドプレイス)とは異なる、第三の居心地の良い居場所のこと。カフェ、パブ、居酒屋、本屋、図書館、公園など、出会いや意見交換の場、地域活動の拠点として機能する。アメリカの社会学者レイ・オルデンバーグ(Ray Oldenburg)が著書『The Great Good Place』で提唱した。

サードプレイスは、「無料や安価で利用できる」「飲食ができる」「アクセスしやすい場所にある」「新参者を受け入れる常連がいる」「フレンドリーである」といった特徴を備えている。

スターバックスがサードプレイスの概念をコンセプトとしてコーヒーショップをチェーン展開し、日本でもその考え方が普及した。