インターネット・ミーム(internet meme)とは、インターネットを通してコピーして拡散されるネタ的要素の強い画像や動画、文章などの情報のこと。一部のコミュニティで流行したもの、意図しなかった誤字が結果としておもしろかったものなどが、電子掲示板やTwitterをはじめとしたソーシャルメディア(SNS)を通じて拡散し、またそこから模倣やパロディが派生し、さらに流行していくもの。「ネットミーム」。
人から人へ模倣によって伝達、増殖していく文化的な情報「ミーム」から派生した言葉だが、「インターネット・ミーム」を単に「ミーム」と呼ぶことも多い。
日本語では「ネタ画像」「ネタ的フレーズ」、古くは2ちゃんねるの「コピペ」などが該当する。最近では、流行の仕草やポーズ、写真に一緒に撮るものやそれらのハッシュタグ、TikTokの表現方法なども含まれる。
マーケティングの領域では、ソーシャルメディアでのシェアや拡散を狙ったバズ・マーケティングや口コミマーケティングとして、インターネット・ミームの要素が用いられることがある。