空・雨・傘

「空・雨・傘」は、問題解決のためのフレームワークの一つで、「空を見て、雨が降りそうだから、傘を持っていこう」という意志決定に至るプロセスを分解してロジカルに考える手法のこと。

「空」は「空が曇っている」という事実の認識のステップである。データを客観的に正しく収集し、事実を適切に認識しなければならない。

「雨」は「雨が降りそうだ」という事実の解釈のステップである。事実を把握した上で分析や解釈、評価をし、その状況への意味づけやトピックスの抽出を行う。正しい解決案に不可欠な要素である。

「傘」は「傘を持っていこう」という判断のステップである。事実を解釈した上でとるべき行動、提案、解決案を出す。必ずしも一つとは限らない。

この一連のプロセスを意識して踏むことで、問題解決や意志決定につなげやすくなる。

空が曇っている 事実。データを客観的に正しく収集し、事実を認識する段階
雨が降りそうだ 解釈。事実を把握した上での分析や解釈、評価、その状況への意味づけ
傘を持っていこう 判断。解釈した上でとるべき行動、提案