タブロイド思考

タブロイド思考(tabloid thinking)とは、複雑なものごとを表面的に単純化、類型化して判断する思考のこと。複雑な要素が絡み合って解決や判断が難しい問題に対して、固定観念や一方的な視点で捉え、単純化したわかりやすい答えや結論を求めようとする思考などが該当する。

事象の複雑さを処理できず、単純明快な図式を求めて思考停止になっている状態ともいえる。

センセーショナルな表現やゴシップ報道を特徴に持つ新聞(大衆紙)の形態「タブロイド紙」に由来する。タブロイド紙は、世間で話題になるトピックスをセンセーショナルな表現でシンプルにまとめるが、背景の複雑さなどを理解せずにその情報を表面的に鵜呑みにするような思考がタブロイド思考である。

複雑な問題をシンプルに処理するため現代社会では一定の需要や人気があるが、事象の複雑さから目を背けて「わかったような気分」になりながらも、問題は解決せずに場合によっては悪化するといった危険性がある。

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