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ダークファネル

ダークファネル(dark funnel)とは、マーケティングやセールスのプロセスにおいて、ユーザーが意思決定を進める際に企業側から追跡や計測が困難なプロセスのこと。いわゆる購買ファネルの一部である。特にBtoBマーケティングにてよく用いられる。 一般的なファネルは見込み顧客がどの [……]

タグライン

タグライン(tag line)とは、ブランドや商品の主義主張を表明するメッセージとして短い言葉で表したもののこと。顧客層に対して約束する機能的あるいは感情的な価値を簡潔に伝えるためのメッセージ、スローガンである。 短く誰にでもわかる表現であることがほとんどであり、長期間に渡って使 [……]

ダブルオプトイン

ダブルオプトイン(double opt-in)とは、ユーザーがメールマガジンや会員登録の申し込みの際に、入力したメールアドレス宛に届いたメールに記載のURLをクリックしてはじめて申し込みが完了する方式のこと。 2段階でユーザーの同意(オプトイン)を得る仕組みである。ユーザーによる [……]

ダウンサイドリスク(ダウンサイド)

ダウンサイドリスク(downside risk)とは、金融や投資の領域において不確実性や変動可能性をリスクとして捉えたときの「損失を被る可能性」「下振れする可能性」のこと。株価や相場などが事前の想定や目標よりも下回る可能性のことである。「ダウンサイド確率」といった表現などでも用い [……]

ダンバー数(ダンバーズナンバー)

ダンバー数(Dunbar’s number, ダンバーズナンバー)とは、人間が安定的な社会関係を維持できる人数のことで、それは約150人であるというもの。知り合いでかつ社会的交流を維持している間柄の人数であり、交流が途絶えた知人は含まない。 1990年代にイギリスの人 [……]

単推し

単推しとは、お気に入りの存在「推し」としてグループ内の特定の一人を応援すること。アイドルなどで複数のメンバーを抱えるグループ内の特定の一人を応援する際に用いる。読みは「たんおし」。 類似する表現に「最推し」「激推し」「神推し」などもあるが、多くは「単推し」のレベルの違いのニュアン [……]

対数的に増加(対数関数的成長)

「対数的に増加」とは、時間など(x軸)の経過に伴ってある量(y軸)の増加の速度が緩やかになっていくこと。x軸に対するy軸の成長曲線の増加具合がなだらかになっていくこと。対数関数にて表せる現象で「対数関数的成長 (logarithmic growth)」「対数的成長」などとも呼ぶ。 [……]

ダブルジョパディの法則

マーケティングにおけるダブルジョパディの法則(the double jeopardy law)とは、市場浸透率の低いブランドほど購入頻度も少なくなるという現象、経験則である。市場シェアの低いブランドは購買人数が少なく、またこれら商品の購買客の購買頻度(ロイヤルティ)も低いため、二 [……]

太平洋時間 (Pacific Time, PT)

太平洋時間(Pacific Time, PT)とは、アメリカ西海岸の地域の標準時である太平洋標準時に基づく時間帯の通称のこと。略称は「PT」。主にアメリカやカナダで用いられる。 太平洋時間には標準時と夏時間があり、標準時を「Pacific Standard Time (PST)」 [……]

ダグラス・アダムスの法則

ダグラス・アダムスの法則(Douglas Adams’ Technology Rules)とは、『銀河ヒッチハイク・ガイド』で有名なイギリスのSF作家ダグラス・アダムズ(Douglas Adams)が提示した人間とテクノロジーに関する経験則であり、後に広まった際に一部 [……]

タイムラプス勉強法

タイムラプス勉強法とは、自身が勉強している様子をタイムラプス撮影し、それをソーシャルメディア(SNS)に投稿することで擬似的に「見られている環境」を作る勉強方法のこと。 「タイムラプス撮影」とは、コマ数を落とした動画撮影「低速度撮影」、もしくはコマ送り動画にする前提で数秒や数分お [……]

ダークストア

ダークストア(dark store)とは、EC(電子商取引)の配送専門の拠点、物流センターやフルフィルメント業務拠点として機能する店舗のこと。 通常の店舗と同様に商品を棚に陳列しているが、一般消費者は直接そこで買い物はできない。クイックコマース(Qコマース)の配達員が商品のピック [……]

多要素認証 (MFA)

多要素認証(multi-factor authentication, MFA)とは、アプリケーションなどへのアクセス権限を得る際に、本人確認として認証の3要素「知識情報」「所持情報」「生体情報」のうち2つ以上を組み合わせて認証すること。 平易なアプリケーションであればIDとパスワ [……]

代替効果

代替効果(substitution effect)とは、消費者の実質所得(実質的な購買力)を一定とした場合、財の価格の変動によって消費者が他の財の購入に移行して消費の「代替」が起こる効果のこと。 例えば財Aの価格が上がった場合、消費者の実質所得(実質的な購買力)は変わらないため、 [……]

タイムパフォーマンス(タイパ, タムパ)

タイムパフォーマンスとは、あるものに費やす時間とそれによって得られるものや満足度を対比させた度合いのこと。できるだけ短い時間で得られるものが大きい場合、「タイムパフォーマンスが高い」と表現する。 費用対効果を意味する「コストパフォーマンス(コスパ)」の「コスト」には金額だけでなく [……]

タブロイド思考

タブロイド思考(tabloid thinking)とは、複雑なものごとを表面的に単純化、類型化して判断する思考のこと。複雑な要素が絡み合って解決や判断が難しい問題に対して、固定観念や一方的な視点で捉え、単純化したわかりやすい答えや結論を求めようとする思考などが該当する。 事象の複 [……]

ダイアログ

ダイアログ(dialogue)とは、「(2人以上による)対話、会話、問答」「せりふ」「話し合い、意見交換」などを意味する英語である。相互理解を前提としたもので、討論ではない。「ダイアローグ」と表記することもある。対義語は「独白、ひとりごと」を意味する「モノローグ (monolog [……]

ダブルバインド(二重拘束)

ダブルバインド(double bind)とは、2つ以上の矛盾するメッセージにより精神的な束縛を受けたりストレスを抱えたりするようなコミュニケーションの状況のこと。「二重拘束」ともいう。 「わからないことはなんでも聞きなさい」と言う一方で、質問に対して「そんなこともわからないのか、 [……]

探索財

探索材(search goods)とは、購入前に調べることでその品質や価格を容易に把握、評価できる商品やサービスのこと。商品の仕様が明確なため、事前の調査や検索を通じて商品の特徴を把握でき、購入や使用の判断ができる財である。 多くは商品の情報が豊富で広く流通しており、評価基準があ [……]

多数派同調バイアス(集団同調性バイアス)

多数派同調バイアス(majority synching bias)とは、どのように行動してよいか迷ったときに周囲の人と同じ行動を取ることが安全と判断する心理傾向のこと。認知バイアスの一つ。「集団同調性バイアス」ともいう。 「多くの人がそう考えたり行動したりするのであれば、それが正 [……]

多元的無知

多元的無知(pluralistic ignorance)とは、多くの人がある特定の価値観や意見を受け入れていないにもかかわらず、「自分以外の人たちはそれを受け入れている」と誤って思ってしまう状況のこと。「自分はそう思っていないが、様々な考えがある中で多くの人がそう思っているのなら [……]

第三者ツイート配信

第三者ツイート配信とは、著名人や芸能人をはじめとしたインフルエンサーのTwitter投稿を企業などのTwitter広告として配信すること。より親近感を覚えやすいネイティブアドの一つとしてプロモーションに利用できる。 事前に第三者配信の権限付与や、インフルエンサーの所属事務所等との [……]

第三者配信 (3PAS)

第三者配信とは、複数メディアへの広告配信を一元管理して行うサービスや仕組み、アドサーバーのこと。広告主は複数の広告配信先に配信データをそれぞれ入稿することなく、一つの広告配信サーバーから配信管理や効果測定を行える。英語の「Third-Party Ad Serving」を略して「3 [……]

ターンアラウンド

ターンアラウンド(turn around)とは、もとは「回転する、方向転換する」という意味の英語だが、ビジネス領域では危機に陥った事業を再生する取り組みのことを指す。業績不振に陥った企業の事業構造や組織構造、収益構造を本質的に改善し、中長期的に企業価値を向上させることを目的とする [……]

ダブルスタンダード(二重規範, ダブスタ)

ダブルスタンダード(double standard)とは、類似した状況であるにもかかわらず対象によって適用する価値判断の基準を変えて使い分けること。矛盾の一形態である。価値判断の基準を変えることで、一方に利益あるいは不利益が生じて不公平になることがある。「二重規範」「二重基準」「 [……]

タッチポイント

タッチポイント(touchpoint)とは、ビジネス領域においては企業もしくはブランドと消費者との接点のこと。消費者が企業やブランド、商品やサービスに対しての印象や感情を変えうるあらゆる相互作用のこと。顧客接点、コンタクトポイントとも呼ばれる。 店舗、テレビや紙媒体、OOHなどの [……]

タスクフォース

タスクフォース(task force)とは、特定の課題に取り組むために一時的に設置される特別組織のこと、あるいはそのような一時的な役割や業務を担うこと。タスクフォースのメンバーは各組織から横断的に選抜され、課題を達成すれば解散となる。もともとは「任務部隊」を表す軍事用語。 「プロ [……]

タイムマシン経営

タイムマシン経営とは、海外で成功したビジネスモデルやWebサービスをいち早く日本で展開し、先行者利益を得る経営手法のこと。ソフトバンク創業者の孫正義氏が命名したとされる。 1990年代前期から2000年代初期にかけてのインターネットバブルの時代、海外、特にアメリカやヨーロッパのイ [……]

建て付け

建て付け(たてつけ)とは、日本のビジネス領域で用いられるビジネス用語としては、組織もしくはプロジェクトの構成や仕組み、仕様、枠組みのこと。元々は建築用語で、扉や戸、障子やふすまなどが建物に収まっている様子、収まり具合のことを表す。 「計画の枠組み、仕組み」といった意味のビジネス用 [……]

タンデム体制(二頭体制)

タンデム体制とは、ロシアの大統領と首相のポストを交換して務めるウラジーミル・プーチン氏とドミートリー・メドヴェージェフ氏の、2008年から続く二頭体制(双頭体制)のこと。タンデモクラシー(Tandemocracy)。 最高権力者が二人いる二頭政治(双頭政治)の一種だが、実質は大統 [……]