建て付け(たてつけ)とは、日本のビジネス領域で用いられるビジネス用語としては、組織もしくはプロジェクトの構成や仕組み、仕様、枠組みのこと。元々は建築用語で、扉や戸、障子やふすまなどが建物に収まっている様子、収まり具合のことを表す。
「計画の枠組み、仕組み」といった意味のビジネス用語「スキーム」と似た表現だが、「スキーム」はまだその状態ではない「計画」のニュアンスを含むことがあり、一方で「建て付け」は「既存」の仕様や仕組みのニュアンスを含む。ただしその境界はあいまいで、「建て付け」を計画の仕様、仕組みという意味で用いることもある。
組織やプロジェクトのメンバー構成という意味では「座組み」と同義である。
表記は「立て付け」ではなく、「建て付け」である。