タンデム体制(二頭体制)

タンデム体制とは、ロシアの大統領と首相のポストを交換して務めるウラジーミル・プーチン氏とドミートリー・メドヴェージェフ氏の、2008年から続く二頭体制(双頭体制)のこと。タンデモクラシー(Tandemocracy)。

最高権力者が二人いる二頭政治(双頭政治)の一種だが、実質は大統領の任期の制約を回避した長期プーチン政権を実現するための体制と言える。

プーチン氏は2000年にロシア連邦の第2代大統領として就任するが、ロシア連邦憲法では大統領の連続三選が禁止されていたため、2008年にメドヴェージェフ氏が大統領に就く一方でプーチン氏は首相に就任、2012年には再びプーチン氏が大統領になりメドヴェージェフ氏が首相に就いた。プーチン氏はこの体制を取ることで、長期にわたって大きな政治的影響力を維持している。