ファーストペンギン(the first penguin)とは、群れで行動するペンギンのうち、魚を捕るために一番最初に海に飛び込む勇気あるペンギンのこと。そこから転じて、ベンチャー精神あふれる起業家や、必要以上にリスクを恐れずに新しい挑戦をする姿勢のことを表す。
海には天敵の存在や荒波に流されてしまうといった危険があるが、食糧でもある魚が生息する場所でもあり、より多くの魚を獲るチャンスがある。そうした恐怖と迷いのジレンマに打ち勝ったペンギンが、最初に先陣を切って崖から海に飛び込んでいく。
リスクを取ってでも期待する大きな成果を初期の段階で得ようと、初めてのことや新しいことにチャレンジするその姿から、よく似た境遇であるスタートアップ企業などの起業家のことを敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼ぶ。ファースペンギンの存在のおかげでビジネスは活性化し、新たな市場ができて二番手やフォロワーが続いていくことになる。
2015年のNHK連続テレビ小説「あさが来た」で、主人公「あさ」が「ファーストペンギン」として表現され、話題となった。
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