ダブルジョパディの法則

マーケティングにおけるダブルジョパディの法則(the double jeopardy law)とは、市場浸透率の低いブランドほど購入頻度も少なくなるという現象、経験則である。市場シェアの低いブランドは購買人数が少なく、またこれら商品の購買客の購買頻度(ロイヤルティ)も低いため、二重の苦しみ(ダブルジョパディ)を受けることになるというものである。この法則に則れば、ライトユーザーを積極的に獲得して市場浸透率を高めることこそが最も重要であるということになる。

この現象は、ブランドが幅広く交換可能で同じ嗜好の人の多くに購入されている場合に発生しやすい。ただし一定の範囲で定義された市場においてのみ発生し、他の市場におけるブランドとは関係しない。

以前から統計的に確認されていたが、南オーストラリア大学のマーケティングサイエンス領域のバイロン・シャープ教授(Byron Sharp)による2010年の書籍『ブランディング科学 (How Brands Grow)』にて紹介され、広く知られるようになった。

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