プレファレンス(好意度)

プレファレンスとは、消費者のブランドに対する相対的な好意度、選好性のこと。主にブランド・エクイティ、価格、製品パフォーマンスの3つの要素で決定されている。

消費者の購買行動などから収束されるプレファレンスが、最終的にブランドや製品カテゴリーの市場シェアを決定する。市場シェアは、市場全体におけるブランドのプレファレンスそのものである。

USJで大きな成果を上げた森岡毅氏と今西聖貴氏による著書『確率思考の戦略論』にて紹介されている。両氏は、どの企業も消費者視点を最重視して、プレファレンスの向上に経営資源を集中させなければならないとしている。