クリティカルマス

クリティカルマス(Critical Mass)とは、商品やサービスの普及が爆発的に跳ね上がる分岐点、もしくはその爆発的な普及に必要な市場普及率16%のこと。アメリカの社会学者エベレット・M・ロジャース(Everett M. Rogers)が1962年に「イノベーター理論」で提唱した。


▲「イノベーター理論

商品やサービスが市場に登場すると、最初にイノベーターと呼ばれる消費者層に受け入れられ、 次にアーリーアダプターの層を経由して徐々に保守的な消費者層に広がっていく。イノベーターとアーリーアダプターの2者まで普及するかどうかが、次のアーリーマジョリティレイトマジョリティに広がるかどうかの臨界点になる。

市場全体の2.5%のイノベーターと13.5%のアーリーアダプターを合わせた16%の分岐点が、クリティカルマスである。エベレット・M・ロジャースはこれを「普及率16%の論理」と呼んだ。

詳しくは「イノベーター理論」を参照のこと。