タイムラプス勉強法

タイムラプス勉強法とは、自身が勉強している様子をタイムラプス撮影し、それをソーシャルメディア(SNS)に投稿することで擬似的に「見られている環境」を作る勉強方法のこと。

「タイムラプス撮影」とは、コマ数を落とした動画撮影「低速度撮影」、もしくはコマ送り動画にする前提で数秒や数分おきに写真を撮影してつなぎ合わせる手法「微速度撮影(インターバル撮影)」のことで、それによって作成された動画を「タイムラプス動画」と呼ぶ。iPhoneやAndroidのスマートフォンでは、標準のタイムラプス機能もしくはダウンロードしたアプリで容易に撮影できる。

学生らが自宅など一人の環境下で集中して学習したい場合に、TwitterやInstagramなどのSNSに投稿する前提で自身の勉強する様子をスマートフォンのカメラでタイムラプス撮影し、作成したタイムラプス動画をSNSに投稿する、というものである。スマートフォンでタイムラプス撮影することで勉強中にスマートフォンに触れない状況を作って誘惑を遮断でき、またそれを記録としてSNSに投稿、報告することで擬似的な監視環境となり、集中して勉強できるという特徴がある。

視聴者の時間軸にて一緒に時間を過ごしてもらう目的で黙々と勉強する様子を撮影した「Study With Me(一緒に勉強しよう)」の動画(「作業用動画」)と類似する。

学生や受験生、資格取得を目指す人たちによる勉強報告のSNSアカウント「勉強垢」などにより広まった。