クリエイターエコノミー(個人経済圏)

クリエーターエコノミー(creator economy)とは、個人が発信や創作物、コンテンツ、スキル、物販などによって収益化を行う経済圏のこと。「個人経済圏」とほぼ同義。

クリエイターとは、高度な技術や才能を持った「プロ」や芸術家というわけではなく、あらゆるレベルの創作活動や技術、スキル、才能を持つ人のことである。デザイナーやイラストレーター、ライター、フォトグラファー(カメラマン)といった一般的に「クリエイター」に分類される人だけでなく、YouTuber、ブロガー、インスタグラマー、インフルエンサーライバーなど、さまざまな人が該当する。必ずしも技術やスキルのレベルを問われない。

高速インターネット回線の普及、YouTubeやInstagram、TikTokをはじめとしたソーシャルメディアやコンテンツプラットフォームの進化と普及に伴い、2005年頃の「Web2.0」以降からこれまで、さまざまなクリエイターが自身の発信や創作物、コンテンツをUGCとして世界中に公開し、届けることができるようになった。加えてその後、さまざまな課金プラットフォームや売買サイトなど収益化の仕組みが整備され、クリエイターが発信や創作物を収益化、マネタイズできるようになり、クリエーター(個人)を中心とした経済圏が形成されるようになった。