MVVとは、「Mission (ミッション)」、「Vision (ビジョン)」、「Value (バリュー)」のそれぞれの頭文字を取った略語である。
経済学者のピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)が2002年の著書『ネクスト・ソサエティ (Managing in the Next Society)』にてその重要性を記したのが普及のきっかけとされる。
ドラッカーは書籍にて、「これからの企業はミッション、ビジョン、バリューを定め、組織全体で明確な存在意義や価値観を共有できている状態が望ましい」と説いている。
- ミッション:企業や組織が果たすべき使命や存在意義、目的。理念
- ビジョン:企業や組織が目指す未来、理想像。経営方針
- バリュー:企業や組織の価値観、行動基準。行動指針
「MVV」の略称はおそらく日本固有のものである。ビジョン・ミッション・バリューの順の「VMV」の略称も見られる。
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