通販に関するキーワード(19件)

引き上げ率

引き上げ率には複数の意味がある。 通販やeコマースの領域における引き上げ率とは、1回目の購入をした顧客のうち2回目の購入に至った顧客の割合を表す指標である。特に初回でトライアル商品やお試し商品を購入(もしくは利用)し、その後に本商品購入や定期購入、サブスクリプションに至った顧客に [……]

ダークストア

ダークストア(dark store)とは、EC(電子商取引)の配送専門の拠点、物流センターやフルフィルメント業務拠点として機能する店舗のこと。 通常の店舗と同様に商品を棚に陳列しているが、一般消費者は直接そこで買い物はできない。クイックコマース(Qコマース)の配達員が商品のピック [……]

ささげ業務

「ささげ業務」とは、「撮影」「採寸」「原稿」の頭文字から取った略称で、通販やEC運営に欠かせない商品情報の一連の制作業務のこと。単に「ささげ」とも呼ぶ。 ファッションや雑貨をはじめSKUの多いカテゴリーにおいて、商品の写真やサイズ情報、消費者にわかりやすい説明文を高品質で柔軟にか [……]

クイックコマース(Qコマース)

クイックコマース(quick commerce)とは、注文から30分程度で配達できる仕組みを備えた電子商取引(EC)のこと。ヨーロッパを中心にフードデリバリーから派生した小売業の仕組みで、提携店舗の商品を注文した消費者宛に配達員や配達パートナーが迅速に届ける。食品や日用品を中心に [……]

ソーシャルコマース

ソーシャルコマース(social commerce)とは、ソーシャルメディア(SNS)の投稿の閲覧から商品購入までをそのまま途切れなく行えるような仕組み、もしくはその概念のこと。ソーシャルメディア上で購入完了までを完結できるものや、ソーシャルメディア上の投稿からECサイト遷移を含 [……]

着画(着用画像)

着画とは、「着用画像」の略で、衣服やアクセサリーなどのファッションアイテムを人もしくはペットなどの動物が身につけた状態の写真のこと。読みは「ちゃくが」。 ファッション、アクセサリー雑貨、ウィッグといった身につけるものを扱う通販、EC、フリマアプリでは、消費者が実際に手に取って見る [……]

DNVB (Digitally Native Vertical Brand)

DNVBとは、「Digitally Native Vertical Brand」の略で、デジタルネイティブの世代からビジョンや価値観への共感を得て、彼ら中心に向けて特定分野に特化した商品やサービスを垂直統合で企画、製造、EC販売するD2Cのスタートアップ・ブランドのこと。創業者が [……]

インフォマーシャル

インフォマーシャル(infomercial)とは、テレビショッピングの形式の一つで、長尺で情報量が多く訴求力のあるテレビCMや動画コンテンツのこと。インフォメーション (information) とコマーシャル(commercial)を合わせた造語である。一般的には尺の長さが60 [……]

ヘッドレスコマース

ヘッドレスコマース(headless commerce)とは、消費者とのタッチポイントであるフロントエンドと、受注や在庫管理、顧客管理などを行うバックエンドを切り離し、両者をAPIで連携したECのシステムアーキテクチャーのこと。 顧客体験側のフロントエンドとインフラ側のバックエン [……]

デジタルシェルフ

デジタルシェルフ(digital shelf)とは、顧客が商品の発見や検索、購入の際に利用する、小売業とのあらゆるデジタルなタッチポイントのこと。もしくはその概念のこと。 具体的には小売業のECサイトやサードパーティのECモール、スマートフォンアプリ、個人のWebサイトなどにおけ [……]

AOV(平均注文金額)

AOVとは、Average Order Valueの略で、ECや通販などにおける購入ユーザーの一回の平均注文金額のことである。ECや通販で把握すべき指標の一つ。 AOV(平均注文金額)は、ECや通販の総売上を注文件数で割ることで計算できる。 AOV = ECや通販の総売上 / 注 [……]

Amazon’s Choice

Amazon’s Choice(アマゾンチョイス)とは、Amazonが独自の基準で選んだ商品に付与されるマーク、ラベルのこと、あるいはその商品のこと。独自のアルゴリズムによってオススメ商品としてラベルが付与されている。2018年6月頃に登場した。 AmazonのECサ [……]

アマゾンエフェクト

アマゾンエフェクト(Amazon Effect)とは、インターネット通販(EC)のアマゾン・ドット・コムが成長、進出する業界や市場で、既存の小売業をはじめとした様々な企業が影響を受けている事象のこと。「アマゾン効果」。 百貨店やスーパー、書籍をはじめとしたコンテンツ産業、生鮮食品 [……]

フルフィルメント

フルフィルメント(e-commerce fulfillment)とは、一般的にはECや通販の領域で発生する、商品が注文されてから顧客に届けるまでの一連の業務の総称のこと。もともとは実行や実現を意味する英語である。 商品の発注から仕入れ、発送や出荷、注文に関するコールセンター業務や [……]

F2転換率(引き上げ率)

F2転換率とは、初回購入をした顧客のうちどれだけ2回目の購入に至ったのかを表す指標のこと。「F」はRFM分析の「Frequency(フリークエンシー、累計購入回数、購入頻度)」のことで、後に続く数字は購入回数を表す。つまり、初回購入の顧客「F1」から2回目購入のリピーター「F2」 [……]

置き配

置き配とは、利用者があらかじめ指定した場所に配達事業者が非対面で宅配物を配達する方法、サービスのこと。利用者は、在宅や不在宅にかかわらず、玄関先など指定した場所や簡易型宅配ボックスを介して荷物を受け取れる。 インターネット通販(EC)市場の成長と共に宅配物の取扱量が大きく増加し、 [……]

Unboxing(アンボクシング, 開封の儀)

Unboxing(アンボクシング)とは、新しく入手したばかりの製品を箱から取り出す一連の行為や経験を表す英語のスラング。日本語のインターネットスラングである「開封の儀」と似た意味で用いられる。箱から取り出す様子を動画で撮影し、YouTubeやTwitterなどのソーシャルメディア [……]

ポチる

ポチるとは、ボタンやスイッチを押す際の擬音語「ポチッ」を元にした動詞であり、EC(インターネット通販)で購入ボタンを押して商品を購入することを表すことが多い。Twitterなどのソーシャルメディアやブログなどで用いられるインターネットスラングの一つ。 テレビアニメ『ヤッターマン』 [……]

D2C (ダイレクト・トゥ・コンシューマー)

D2Cとは、Direct to Consumer(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)の略で、製造から販売までを垂直統合したビジネスモデルのうち、インターネット上の自社ECサイトを中心に販売するモデルのこと。流通業者などの他社を介さずに、自社で製造した商品を自社チャネル経由で消費者 [……]