デジタルシェルフ

デジタルシェルフ(digital shelf)とは、顧客が商品の発見や検索、購入の際に利用する、小売業とのあらゆるデジタルなタッチポイントのこと。もしくはその概念のこと。

具体的には、小売業のECサイトやサードパーティのECモール、スマートフォンアプリ、個人のWebサイトなどにおける、商品一覧や商品詳細ページなどが該当する。実店舗の商品棚になぞらえて、オンラインもしくはデジタルな棚として多種多様な箇所に多数存在する。

多くの小売業にとってコントロールしやすいデジタルシェルフの一つは、検索結果や各カテゴリーの商品一覧ページである。並んでいる商品やその順番によって売上は左右し、ユーザーの購買意欲や受け止めるメッセージも変わってくる。商品詳細ページでどのような写真をどのように表現し、キャプションや説明、価格やユーザーレビューをどのように見せるか、どのような関連商品を選んで何件見せるかというのも、デジタルシェルフでの取り組みとなる。

商品関連のページだけでなく、ストーリーのあるページや動画に商品を組み込んだり、個人のブログや動画でどのように紹介してもらうか、Eメールやソーシャルメディアの発信で商品をどのように表現するかも、デジタルシェルフでの取り組みである。

ユーザーが商品を購入するまでのカスタマージャーニーにおいて、存在するあらゆるデジタルな接点がデジタルシェルフになり得る。売上やブランドの評判に影響を与えるものであり、企業は商品の外見やストーリーをコントロールできる領域を把握しなければならない。