ツリーマップ

ツリーマップ(treemap)とは、階層構造のデータを長方形の面積と色の組み合わせにより可視化したグラフ表現のこと。長方形の面積は各データのサイズ(数値)を、色はデータの属性を表し、属性の長方形の中に各データの長方形が組み合わされ、空間充填でコンパクトに表現される。大量のデータの複雑な階層構造とサイズを同時に把握できる特徴を持つ。「ツリーマップ図」ともいう。

同一階層内の各データの数量や割合を比較するのに便利だが、階層レベルをまたいだデータ間の比較には適していない。

エクセルやGoogleスプレッドシートを用いて標準で作成できる。

ツリーマップの例
▲ツリーマップの例

類似するものに、「モザイク図 (mosaic plot)」、別名「マリメッコチャート (Marimekko chart)」「量率グラフ」がある。データのサイズ(数値)と各属性の割合を可視化したグラフ表現で、データの階層構造とサイズを同時に把握できる。