エアプ

エアプとは、「エアプレイ」の略で、実際には未経験にもかかわらず経験者のように振る舞うこと、もしくはそのように振る舞う人のこと。ゲーム界隈やソーシャルメディアなどを中心に用いられる日本のインターネットスラングである。

未経験の事象に対して浅い情報だけをもって「知ったかぶり」をする行為やそのように振る舞う人を指す。その事象に詳しい人にとっては浅い知識の流布は情報の混乱を招くため、「エアプ」はネガティブなニュアンスで用いられることが多い。

「エアプ発言」「エアプ勢」「○○エアプ」などのように用いる。自身の初心者ぶりを謙遜して「(私は)○○エアプですから」と表現する場合もある。

「エアプレイ」は和製英語である。「エアー (air)」は本来の英語「空気」の意味などから派生した「~しているように見せる」「~のフリをする」を意味する日本固有のスラングで、「プレイ」と組み合わされた造語である。

iPhoneなどのApple製品におけるiTunesのストリーミング再生機能「AirPlay」とは無関係である。