フィルターバブル

フィルターバブル(filter bubble)とは、行き過ぎたネット上のレコメンド技術やフィルター技術によって一方的な視点での情報や興味関心のあることしか入手できなくなり、「新しいアイデアとの出会い」が阻害され、視野を広げることが難しくなること。

Upworthy社のCEOイーライ・パリザー氏(Eli Pariser)が著書『The Filter Bubble(閉じこもるインターネット)』で使った造語である。イーライ・パリザーは「フィルターに囲まれた世界」に閉じ込められた状態の比喩として「フィルターバブル」と表現した。

例として、Googleによるパーソナライズ検索やFacebookのニュースフィードなどのソーシャルメディア(SNS)が挙げられる。


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