母数(parameter, パラメータ)とは、統計学において母集団の特性を表す定数のこと。
例えば、母集団の「平均」「分散」「標準偏差」は母数であり、それぞれ「母平均」「母分散」「母標準偏差」とも呼ぶ。母集団から一部を抽出したデータの集合「サンプル(標本)」に関する値と区別するために、「母」の字を付ける。
「母集団」と混同されることが多い。「(分数の)分母の数」や「全体の数」、「サンプルサイズ」や「サンプル数(標本数)」の意味で用いられることがあるが、それらは誤用である。
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