写メ(写メール)

写メとは、もともとはカメラ付き携帯電話で撮影した写真を電子メールで送受信するサービス「写メール」の略、もしくはその俗称のこと。読みは「しゃめ」。現在は、スマートフォンで撮影した写真をメールやメッセージで送信することや、その写真そのものも「写メ」と一部で呼ばれる。

サービスとしての「写メール」は、2001年に携帯電話会社のJ-フォン(現在のソフトバンク)が開始したサービスで、同社の商標登録でもある。2000年に初めてカメラ付き携帯電話「J-SH04(シャープ製)」が同社から発売され、その翌年にカメラ付き携帯電話のキャンペーンとして開始、その後「写メール」「写メ」は一般的な用語としても定着した。

サービス「写メール」は既に終了しているが、スマートフォンが主流になった現在も、スマートフォンで撮影した写真をメールやメッセージで送信することや、その写真は「写メ」と呼ばれることがある。現在はほぼこの意味で用いられ、サービス「写メール」になじみのある世代が主に用いている。