iGen(iジェネレーション、スマホ世代)

iGenとは、1995年から2012年頃の間に生まれた世代のこと。スマートフォンの時代に思春期から青春時代を過ごした最初の世代で、人生のほとんどでスマートフォンの影響を受けている世代である。読みは「アイジェン」。「iジェネレーション」「スマホ世代」とも呼ぶ。

一日のほとんどをスマートフォンによって常に「接続」「つながっている」状態にあり、ソーシャルメディア(SNS)で友だちとコミュニケーションを取っている。従来の世代と比べて外出して友だちと買い物をしたりドライブをしたりという行動には消極的で、不安や孤独をより感じているとされる。

サンディエゴ州立大学の心理学教授であるJean M. Twengeが定義した。2007年に登場したiPhoneや、さらには1995年に普及したインターネットに由来する。アメリカの十代の2/3はiPhoneを所有しているという2015年の調査結果をきっかけに命名された。

実質的にジェネレーションZ(Z世代)と同義である。


iGen – Why Today’s Super-Connected Kids Are Growing Up Less Rebellious, More Tolerant, Less Happy–and Completely Unprepared for Adulthood–and What That Means for the Rest of Us
Jean M. Twenge (著)
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