シミュラクラ現象(類像現象)

シミュラクラ現象とは、人は3つの点が逆三角形に配置されていると「人間の顔」に見えてしまうという錯覚や本能のこと。模様やデザインとして点や線が逆三角形に配置されていたとき、本来は人間の顔を意図しないものにもかかわらず、人間の顔に見えたりそこに感情を抱いたりするというものである。「類像現象」。

外敵を判別するために脳が人間や動物の顔かどうかを識別しようとする人間の防衛本能といわれる。

視覚や聴覚で得た対象を実際とは異なる別の既知のものとして認知してしまう「パレイドリア現象」の一種である。