損失に関するキーワード(11件)

ゼロサム思考(ゼロサム・バイアス)

ゼロサム思考(zero-sum thinking)とは、物事を白黒(0か100か)で判断したり選択肢を極端な2択に絞り込んだりしてしまう思考のこと。「ゼロサム・バイアス (zero-sum bias)」。 経済学の「ゼロサム」の概念から「社会関係もゼロサムゲームである」と極端に解 [……]

リスクヘッジ(危険回避)

リスクヘッジ(risk hedge)とは、予測される危険や損失、失敗を回避する策を講じること、もしくはそのような策のこと。英語の「risk(危険、損失、リスク)」と「hedge(垣根、防御、境界、回避する)」に由来するが、英語では「risk hedge」という表現はあまり用いない [……]

出口戦略(イグジット)

出口戦略(exit strategy)とは、大きな損失が見込まれるために市場や経営から撤退する際、できるだけ損失を最小限にして撤退するための戦略のこと。もともとは戦時中に軍や人命などの損害を最小限にして撤退するための軍事的な作戦のことだったが、経営や経済、投資などの領域でも用いら [……]

WTA (Willingness to Accept, 受け取り意思額)

WTAとは、「Willingness to Accept」の略で、所有物を手放す際の最小の代償金額のこと。「それぐらいの金額であれば売ってもよい、手放してもよい」という手放す際の価値の大きさである。公害など損害を受けるような負の外部性を負担する際に承諾する代償金額も該当する。「受 [……]

保有効果(授かり効果)

保有効果(endowment effect)とは、対象のものを取得する際の支払意思額(Willingness to Pay, WTP)よりも、その対象物を手放す際の価値(受け取り意思額, Willingness to Accept, WTA)の方を大きいと感じ手放したがらない現象 [……]

チキンレース(チキンゲーム)

チキンレース、あるいはチキンゲーム(chicken game)とは、どちらが勝つかあるいは負けてチキン(臆病者)であるかを根比べして競争する勝負のこと。どこまでギリギリ我慢できるかという度胸の強さを競うこと。 相手の車と互いに向かい合って正面衝突する寸前まで車を走らせ、先にハンド [……]

現状維持バイアス

現状維持バイアス(status quo bias)とは、変化や未知のものを避けて現状維持を望む心理作用のこと。現状から未経験のものへの変化を「安定の損失」と認識し、現在の状況に固執してしまうというものである。 提示された変化にメリットとデメリットがある際、現状得られている利益より [……]

プロスペクト理論

プロスペクト理論(prospect theory)とは、人の意志決定は想定される損失の度合いによって変化し、利益を得るときの幸せよりも損失の痛みの方を大きく感じ、損失が大きいと判断した際に非合理的で感情的な判断を行いやすいという認知バイアスを取り入れた意志決定モデルのこと。行動経 [……]

ゼロサム(ゼロ和)

ゼロサム(zero-sum)とは、複数人が影響し合う関係の中で、一方の利益が他方の損失になって全体としてはプラスマイナスゼロになること。「ゼロ和(零和)」。ある人の利益が増せば、その分だけ他の人の損失は増える状態になる。このようなシステムをゲーム理論で「ゼロサムゲーム」という。 [……]

コンコルド効果(コンコルド錯誤)

コンコルド効果(Concorde effect, Concorde fallacy)とは、ある対象へのサンクコスト(埋没費用)がその後の意志決定に影響を与えて、損失し続けるとわかっていながら無駄な投資がやめられない状態のこと。サンクコストが大きいほど元をとろうとする心理が働き、合 [……]

サンクコスト(埋没費用)

サンクコスト(sunk cost)とは、埋没費用のこと。これまでに事業に投資した資金のうち、事業の撤退や縮小を行ったとしても回収できない費用や労力、時間のことをいう。 このサンクコストがその後の意志決定に影響を与えることを「サンクコスト効果」、別名「コンコルド効果」という。無駄だ [……]