焼畑商法

焼畑商法とは、特定の地域に乗り込み、資金力や知名度に物を言わせてそこの需要を大きく競合から奪い取り、独占的なビジネスを展開した挙げ句、需要に陰りが見えたり採算が合わなくなったりすると撤退するというビジネス手法のこと。あるいは特定の市場に乗り込み、派手な施策や炎上商法などを用いて一過性のビジネスを展開して市場を荒らした上で、市場のイメージ悪化や売上低下が見られると撤退し、別の市場で同様の事業展開をする手法のこと。読みは「やきはた しょうほう」。

後に残された地域や市場に壊滅的な打撃やイメージ悪化を与えたり、市場の崩壊を招いたりする様子が「焼畑農業」を連想させ、そう呼ばれるようになった。ただし、地力や市場が回復しない点や土壌を育てることを目的としない点などが、焼畑農業とは異なる。

大手企業が地域にショッピングセンターを出店し、地域商店街の個人商店や中小スーパーマーケットのビジネスに大きな打撃を与えて市場を独占した上で、施設の老朽化や売上低下を機に撤退、地価の低下を招くという一連の流れが例に挙げられる。