GMVとは、Gross Merchandise Value(もしくはGross Merchandising Volume)の略で、そのマーケットやプラットフォームで消費者が購入した商品の売上の合計額、流通取引総額のこと。マーケットプレイス型ECモールやフリマアプリなどのビジネスで用いられることが多い指標である。「GMS (Gross Merchandise Sales)」「GTV (Gross Transaction Value)」と呼ぶこともある。
マーケットプレイス型ECモールやフリマアプリでは自社商品以外の取引が多く、GMV(流通取引総額)がそのまま収益(Revenue)にはならない。GMVのうち、商品が取引される際の取引手数料が収益となる。取引手数料の割合はテイクレートと呼ばれる。
類似のものに、そのプラットフォームで、あるいは特定の決済処理で消費者が支払った金額の合計額を「TPV(Total Payment Volume, 決済総額)」という。