レイアウトシフト(layout shift)とは、Webサイトのページが読み込みから表示されるまでの間にレイアウトがずれたり崩れたりする現象のこと。HTML上の要素がレンダリング処理される際にフレーム間で開始位置が異なるために、ページの表示の途中でコンテンツのズレや移動が発生するというものである。画像(img要素)や広告などの挿入の際に起こりやすく、それ以降の記述のコンテンツに影響する。
グーグルも、CLS(Cumulative Layout Shift, 累積レイアウトシフト)のスコアをページエクスペリエンス上の重要な要素の一つとして扱っている。CLSは、Google検索のランキング決定要素として導入された指標Core Web Vitalsの構成要素の一つである。