ファーストビューとは、ブラウザーでWebサイトのページを表示させた際に、スクロールせずに閲覧できる画面の領域のこと。Webサイトを表示させた際に必ず見える領域である。ページにおける最も重要な領域の一つ。日本固有の表現。
PCやスマートフォンといったデバイス、ディスプレイの解像度などによって、その高さや領域は異なる。
一般的には、ユーザーはファーストビューで目に飛び込んできたクリエイティブやコピーなどの要素、デザインを判断し、その後の閲覧やスクロール、直帰率などに影響を与えるとされる。ファーストビューの情報を判断するのにかける時間は、3秒とも言われる。
キャンペーン向けランディングページ(LP)では特に注力すべき領域であり、一瞥で「ユーザーが求めているものとの一致」「商品の特徴、訴求」「ユーザーベネフィット」を伝えなければならない。
英語では「Above the fold」と表す。一方、スクロールしなければ見られない領域は「Below the fold」である。
スマートフォンの普及とそのスクロールの容易さから、PCよりもページはスクロールされやすくなったとも言われる。