パンくずリスト

パンくずリスト(breadcrumbs, breadcrumbs list)とは、Webサイトやソフトウェアにおいて、ユーザーが現在閲覧しているページや画面の位置関係を階層構造や閲覧履歴を元に示したもの。Webサイトにおけるページや画面の位置関係を示したり、上位階層のページへ誘導するといったナビゲーションの役割を担う。一般的にページや画面の上部もしくは下部に設けられる。「パンくずナビゲーション」「トピックパス」とも呼ばれる。

Webサイトでは階層構造を元にしたものが主流だが、ソフトウェアでは閲覧履歴を元にしたものも用いられる。

童話「ヘンゼルとグレーテル」にて、迷子にならないようにパンくずが道しるべとして用いられたのが由来とされる。

SEOの観点においても、確実に上位階層のページにリンクを設ける構造になり、クローラーの巡回効率を向上する手段の一つとなる。また検索エンジンの結果表示(SERP)にも、パンくずリストを表示させることができる。