ライフイベントとは、人が生きている上で起きる出来事のうち、人生への影響力が大きい出来事のこと。誕生、入学卒業、就職や転職、結婚、出産や子育て、教育、病気、引っ越しやマイホーム購入、介護、死などが挙げられる。
成人になってからの人生設計の側面で用いられることが多く、出費が大きかったり、人生の転機になったりすることがある。
ライフイベントとは、人が生きている上で起きる出来事のうち、人生への影響力が大きい出来事のこと。誕生、入学卒業、就職や転職、結婚、出産や子育て、教育、病気、引っ越しやマイホーム購入、介護、死などが挙げられる。
成人になってからの人生設計の側面で用いられることが多く、出費が大きかったり、人生の転機になったりすることがある。
レームダック(lame duck, レイムダック)とは、政治的な影響力を失った首長や政治家のこと。特に、再選に失敗したり任期終了を控えていたりして実権を握っていない首相や大統領に対して用いられる。
そこから転じて、「財政危機によって金銭支援を必要とする企業」「役に立たない人や組織」などの意味でも用いる。
英語で「足の悪いアヒル」を意味する「lame duck」に由来する。
ビジネスインテリジェンス(business intelligence)とは、データを組織的にかつ系統的に蓄積、分類、検索、分析、加工して、ビジネスや経営の予測、最適化、意志決定に用いるプロセスや概念、取り組みのこと。略称は「BI」。
これらを取り扱うツールやソフトウェア、アプリケーションのことを「BIツール(BIシステム)」と呼ぶが、これらツールを単に「ビジネスインテリジェンス (BI)」と呼ぶこともある。
企業の内外からデータを収集し、インフォメーションを経て得られたインテリジェンスを元に、ビジネス上の意志決定に用いたり競争優位につなげたりすることが、ビジネスインテリジェンスの価値である。
1989年に、ガートナー・グループのHoward Dresner氏が初めて用いたとされる。
インテリジェンスとは、知性や知能、あるいは情報といった意味のこと。ビジネス領域においては、同く「情報」として捉えられる「データ」「インフォメーション」との区別や対比として「インテリジェンス」は用いられる。
日本語では「情報」として捉えられる「データ」「インフォメーション」「インテリジェンス」は、その位置づけや扱いによって意味が異なる。
一般的には、データ→インフォメーション→インテリジェンスという方向に変化、転換していく。「データ」は意味のあるものないものすべてが対象となる素材であり、その中からピックアップされ意味のあるものとして整理されたものが「インフォメーション」、さらにそこから分析し解釈を加えたものが「インテリジェンス」となる。
意志決定には主にインテリジェンスやインフォメーションが関与する。
カリフォルニアから来た娘症候群(The Daughter from California syndrome)とは、病気の患者の終末期に故郷を長く離れていた家族が突然現れ、これまで近隣の家族と医者が時間をかけて話し合い決定した方針に異議を唱えたり、延命治療などの過度な対処を主張する、という事象のこと。
医療の現場では、人生の終末期に過度な医療が行われるのを避けて穏やかな最期を迎えることを、主治医と患者、近くに住む家族とともに何度も話し合いをして決めることがある。その課程で、唐突にこれまで音信のなかった家族や遠方に住む家族が現れ、セカンドオピニオンを求めたり、決めた方針を覆して延命治療を求めたりすることがある。その状況を指して「カリフォルニアから来た娘症候群」と呼ばれる。
「カリフォルニア」「娘」は比喩であり、「唐突に現れた遠方からの家族」の意味で居住地や性別は問わない。
1991年にアメリカで事例が報告された。事例としてカリフォルニアが挙げられたが、特に地域性のある事象ではない。
Decision making in the incompetent elderly: “The Daughter from California syndrome”.
Molloy DW, Clarnette RM, Braun EA, Eisemann MR, Sneiderman B. J Am Geriatr Soc. 1991.
インターネット・ミーム(internet meme)とは、インターネットを通してコピーして拡散されるネタ的要素の強い画像や動画、文章などの情報のこと。一部のコミュニティで流行したもの、意図しなかった誤字が結果としておもしろかったものなどが、電子掲示板やTwitterをはじめとしたソーシャルメディア(SNS)を通じて拡散し、またそこから模倣やパロディが派生し、さらに流行していくもの。「ネットミーム」。
人から人へ模倣によって伝達、増殖していく文化的な情報「ミーム」から派生した言葉だが、「インターネット・ミーム」を単に「ミーム」と呼ぶことも多い。
日本語では「ネタ画像」「ネタ的フレーズ」、古くは2ちゃんねるの「コピペ」などが該当する。最近では、流行の仕草やポーズ、写真に一緒に撮るものやそれらのハッシュタグ、TikTokの表現方法なども含まれる。
マーケティングの領域では、ソーシャルメディアでのシェアや拡散を狙ったバズ・マーケティングや口コミマーケティングとして、インターネット・ミームの要素が用いられることがある。
「空・雨・傘」は、問題解決のためのフレームワークの一つで、「空を見て、雨が降りそうだから、傘を持っていこう」という意志決定に至るプロセスを分解してロジカルに考える手法のこと。
「空」は「空が曇っている」という事実の認識のステップである。データを客観的に正しく収集し、事実を適切に認識しなければならない。
「雨」は「雨が降りそうだ」という事実の解釈のステップである。事実を把握した上で分析や解釈、評価をし、その状況への意味づけやトピックスの抽出を行う。正しい解決案に不可欠な要素である。
「傘」は「傘を持っていこう」という判断のステップである。事実を解釈した上でとるべき行動、提案、解決案を出す。必ずしも一つとは限らない。
この一連のプロセスを意識して踏むことで、問題解決や意志決定につなげやすくなる。
空 | 空が曇っている | 事実。データを客観的に正しく収集し、事実を認識する段階 |
---|---|---|
雨 | 雨が降りそうだ | 解釈。事実を把握した上での分析や解釈、評価、その状況への意味づけ |
傘 | 傘を持っていこう | 判断。解釈した上でとるべき行動、提案 |
ブラックリスト方式とは、有害なWebサイトやスパムメールなどのデータベースを作成して、それを元に遮断、ブロックするセキュリティ手法のこと。Webサイトやメールアドレスのフィルタリングの一種。
すでに判別されている有害で危険な対象を完全に遮断できるというメリットがある一方で、新たに増え続ける対象をその都度ブラックリスト一覧に追加する必要がある。またデータベースが膨大になりやすい欠点もある。
ブラックリスト方式に対して、安全が確認されたWebサイトやメールアドレスのデータベースを準備し、それ以外を遮断する方式をホワイトリスト方式という。
アンダードッグ効果(underdog effect)とは、事前の予測で劣勢だったり不利だったりという情報が流れることで、同情によって応援や支援が増加する効果のこと。「アンダードッグ(underdog)」とは「負け犬、弱者」のことで、「負け犬効果」「判官びいき効果」とも言う。
同情や応援を獲得するには、当初は優勢だった他候補に負けず劣らず、努力や魅力、実力を兼ね備えている必要がある。
選挙などの事前の勝敗予測で「不利」とされた候補者に、同情からその後に多くの投票を獲得し、逆転勝利に至るという例が挙げられる。
ハンディを負っている、予算の少ない弱小チームである、毎回僅差の2位で無念の涙を飲んでいる、いつも努力が報われないといったシチュエーションや文脈が、かえって同情や応援を集める心理的効果を持つ。
アンダードッグ効果に対して、多くの人に支持されているという情報によってさらに支持が増加する効果を「バンドワゴン効果」という。
動的サイトとは、ユーザーがアクセスするたびにサーバー上でプログラムなどが何らかの処理を行い、HTMLファイルを生成してブラウザーに表示される「動的ページ」で多く構成されるWebサイトのこと。
ユーザーがアクセスした際に、送信データやデータベースの情報からHTMLファイルをその都度生成する。ユーザーごとに表示される内容が異なるTwitterやFacebookなどのWebサービス、データベースからページを生成するWordPressなどのCMS、同じくデータベースからテンプレートを元に大量のページを生成する人材系サイト、不動産サイト、ECサイトなどが該当する。
動的サイトでは、ユーザーごとに表示される内容が異なったり、データベースの情報が変更されると表示される内容も変更されたりする。
一方で、サーバー上に設置されたHTMLファイルがそのまま表示される「静的ページ」で多く構成されるWebサイトを「静的サイト」という。