サステナビリティ(持続可能性) / サステナブル

サステナビリティ(sustainability)とは、現在から将来にわたって継続、維持できるシステムやプロセスのこと、あるいは継続できるかどうかを表す概念のこと。日本語で「持続可能性」と訳される。環境問題や資源開発、社会、経済、文化などの分野で用いられることが多い。

「現在および将来のニーズを満たすことを損なうことなく、その活動を持続できる」というものである。

「サステナブル (sustainable)」は「持続可能な」「維持できる」を意味する英語の形容詞で、「サステナビリティ (sustainability)」はその名詞に該当する。

近年では、人類が将来にわたって地球規模で生存、繁栄していくための行動指針「SDGs(Sustainable Development Goals, 持続可能な開発目標)」の文脈に沿った内容で用いられることが多い。SDGsは、持続可能なより良い世界を目指すために2030年までに世界が達成すべき目標のことで、2015年9月の国連サミットにて採択された。

ビジネスの領域においては、企業が将来にわたって企業活動を継続できる可能性のことを表す(corporate sustainability)。