歩留まり

歩留まりとは、製造業などにおいて、投じた原料から期待される生産量に対して実際に得られる生産量の割合、比率のこと。生産されたものから不良品を除いた良品の生産量の割合である。実際の数値では「歩留まり率」とも言う。読みは「ぶどまり」。

製造や生産の生産性や効率性を測るために用いられる。一般的に製品の製造過程において不良品が一定の割合で発生する。その不良品を除いた良品の生産量の割合が歩留まりとなり、「歩留まりが高い」とは良品が多いことを意味する。

人事や営業など一般的なビジネス領域においても、予算や投入費用に対して実際に獲得できた成果の割合や効果のことを「歩留まり」と呼ぶことがある。

歩留まりの計算式

歩留まりは、以下の計算式で算出される。

歩留まり (%) = 良品数 / 製造数